今日の気になる

今日は、市内の文化センターで行なわれた、市主催の「リニア未来シンポジウム&特別講演〜IIDA2027〜」の2回目に参加しました。


特別講演にはテレビのコメンテーターなどでおなじみの元経産省官僚で慶應義塾大学大学院教授の岸博幸さんが招かれ、講演をされました。

約30分の講演では、リニアの開通はチャンスであると同時にリスクもあるということから始まり、チャンスを活かすには今あるいいものをいかにして強みにしていくかということと、ビジネス面でのイノベーション(創意工夫による革新)を進めるべきだということを話されました。

そして、そのためには若い力を引き出して活用し、先人(人生の先輩→高齢者)の知恵と結び付けていくことが必要だとも話されました。


シンポジウムでは、地域の外から稼ぐ率と地域内で稼ぎを循環させていく率のバランスをいかに上手に取っていくかが地域活性化の成否に関わるという話がありました。

また、地域ブランドの確立や飯田の地に降り立ってもらえるような魅力づくりの必要性、地域を一つにしていく(クラスター化→一つの房になること)必要性があると話されました。


前回のシンポジウムとの共通項として、今あるいいものに付加価値をつけ、それをいかにして発信していくかということがあると思います。

今回のシンポジウムでは、それに加え、創意工夫のよる新たなビジネスモデルの構築による新たなる地域の魅力づくりも必要なんだということを感じました。