今日の気になる

今日は、昨日福島県で行なわれた東京ガールズコレクションが気になる。


東京ガールズコレクション:復興支援で東北初開催 郡山(毎日新聞・29日)

 国内最大級のファッションイベント「東京ガールズコレクションin福島2014」が29日、福島県郡山市ビッグパレットふくしまであった。東日本大震災からの復興を支援しようと、東北で初開催となった。オーディションで選ばれた県内の小学生13人がモデルと一緒に夢のステージに立ち、福島の元気を発信した。人気モデルやアーティストを見ようと県内外から延べ約9800人(午後5時現在)が詰めかけ、会場は歓声と熱気に包まれた。

 午後3時開演。いわき市出身の松井愛莉さんをはじめ、土屋アンナさん、香里奈さん、道端アンジェリカさんらが大音量の音楽に乗ってランウエーに登場。若い女性を中心に満員となった会場にペンライトが揺れ、歓喜の声が上がった。ステージの合間には根本匠復興相や佐藤雄平知事、品川万里郡山市長も登壇し、「このイベントの開催が復興そのもの」とあいさつし、復興への加速を誓った。

 小学生モデルには県外避難者を含め555人の応募があった。書類選考を経て58人がオーディションに挑み、13人が晴れ舞台を踏んだ。また、郡山東高合唱部はアメリカ出身の人気歌手クリス・ハートさんと共演し、「幸せをみつけられるように」を披露した。

 屋外には、福島の食や観光をPRするブースも出展され県の魅力をアピール。郡山市の女子大生(21)は「香里奈さんのスタイルとファッションに注目しています」と話していた。


東京ガールズコレクション:子どもモデル 福島は元気だよ(毎日新聞・29日)

 国内最大級のファッションイベント「東京ガールズコレクションin福島2014」が29日、福島県郡山市ビッグパレットふくしまであった。東日本大震災からの復興を支援しようと、東北で初開催となった。オーディションで選ばれた県内の小学生13人がモデルと一緒に夢のステージに立ち、福島の元気を発信した。

 郡山市から宇都宮市自主避難している小学5年、本田珠由記さん(10)と4年の弟、高優君(9)が、憧れのランウエーに立った。2人は「生涯の思い出になった」と声を弾ませた。

 福島の子どもたちを元気づけようという特別企画。姉弟松井愛莉さんと手をつないで子どもモデルのトップバッターとして登場。観客に手を振りながら笑顔で軽快に歩いた。ステージ上で松井さんは「小さい子と歩けて素晴らしかった」。「将来の夢は」と司会者にマイクを向けられた珠由記さんが「医者」、高優君は「アイドル」と答えると、会場から「おー」とどよめきが起きた。

 父親の拓野さん(45)によると、放射線による健康不安から2011年8月、妻の実家がある宇都宮市内に妻子を避難させ、拓野さんは仕事の関係から水戸市で単身生活を送る。

 子どもモデルに応募した理由を珠由記さんは「福島の友達に元気な姿を見てもらいたい」、高優君は「将来アイドルになりたいから」。本番を前に珠由記さんは「燃え上がるようなうれしい感じ」と表現していた。

 「福島は元気だよと、伝えたい」と意気込んでいた珠由記さん。大役を果たし「観客の皆さんに笑顔を届けることができた」と満足そうだった。

ファッションイベントで被災地を支援しようとする試みは良かったと思います。

地元の子どもにモデルになってもらい、被災地から笑顔を届けようということや子どもたちに元気を与えようということが被災地の支援という役割を十分に果たしたのではないでしょうか。