メンバーらへの傷害事件 続報

事件が発生してから3日経ちました。

今日気になった関連ニュースをいくつかピックアップします。

エビ中、アイドリング、スパガ……アイドルのイベント中止相次ぐ(RBB TODAY)

AKB48の握手会で起きた傷害事件を受け、AKBグループ以外のアイドルでも握手会などのイベント中止が相次いでいる。

 ももいろクローバーZの“妹分”の私立恵比寿中学は、31日に予定されていたナガシマスパーランド(三重)での握手会について「昨今の情勢を踏まえて関係各所と検討した結果、今回は残念ながら中止させて頂くこととなりました」と公式サイトで発表した。

 アイドリング!!!は、28日に予定されていたラゾーナ川崎(神奈川)でのシングル発売記念イベントについて「警察当局の指導により、イベントの実施を中止させていただくことになりました」と発表した。

 SUPER☆GiRLSは、今週開催するライブイベント後の「ハイタッチ会」について「関係各所と協議し、メンバー、そしてお客様の安心と安全を最優先とさせて頂くために、ライブ・イベント終了後に予定しております『ハイタッチ会』に関しましては、中止とさせて頂くこととなりました」と発表した。

 そのほか、女性7人組グループ・Happinessや、アイドルグループ・Cheeky Paradeらがイベントや握手会を中止している。

 一方、イベント開催を決めたグループもある。モーニング娘。'14などが所属するハロー!プロジエクトは「今回の事件を厳粛に受け止めて、今後予定されている握手会等のイベントに関しまして弊社内で検討した結果、楽しみに待っていただいているファンの皆様のためにも、予定通り実施することに致しました」と発表した。

握手会などのイベントの中止の決定が相次いでいます。

ファンの皆さんの安全を優先したというのが理由なのではないでしょうか。


その一方で、ハロプロはイベントの開催を予定通りに行なうことを決定しました。

それでも警備を厳重にしての開催は避けられないと思います。


AKB48市川愛美、握手会での傷害事件について「世間にも責任はあると思う」(RBB TODAY)

AKB48の握手会で起きた傷害事件を受け、メンバーの市川愛美は28日にGoogle+で、凶行におよんだ犯人について「このような方を作ってしまった世間にも責任はあると思います」と意見を述べた。

 25日に岩手県滝沢市で行われた握手会イベントでメンバーの川栄李奈入山杏奈らが刃物を持った男に切りつけられて負傷した今回の傷害事件。その時の様子を市川は「逆にとても冷静でした、周りの大人や先輩方がパニックになっていて、現場をまとめるのになんとかしなきゃと思ってました。私がまとめるなんて、おかしな話ですが私がしっかりしなきゃなどという気持ちがありました」との心境とともに振り返った。

 犯人は無差別にメンバーを襲ったと報じられており、「もしかしたら、無差別だからレーンの先頭に並んでいた私だったかもしれないし他のメンバーかもしれない」と、自分が被害者となっていた可能性があったことを示した市川。「なぜ、私たちAKB48なのか もしかしたら、止められてたかもしれない なぜ、こんな事態になってしまったのか」と、まとまらない思いを巡らせるとともに、「犯人には残念な気持ちばかりです。このような方を作ってしまった世間にも責任はあると思います。モンスターになる前に手を差し伸べていたら…」との思いを吐露した。

 あってはならない事件が起きてしまった直後だが、「このような事件がありましたが 私は握手会を辞めたくありません。写メ会も公演後のハイタッチも。大切な事だから」と、ファンとの交流イベントの存続を願った市川。さらに「みなさんのメンタルも心配です」ファンの気持ちもおもんばかり、「辛いと思いますが、犯人を恨む前に川栄さんと入山さんを笑顔でおかえりと言える心の準備を万端にしておきましょう!」とメッセージを送った。

非常に冷静なコメントを発信したのではないかと思います。

警備体制の不備を指摘する論調が多くある中で、容疑者をこうした凶行に走らせてしまった社会環境に問題があるということを指摘するのは考えてみればもっともなことではないでしょか。

過去に発生した無差別殺傷事件の犯人の多くは社会環境の不適応が原因の根底にあると思います。

こうした凶行に走らせる人間を生み出さないことも、事件を防ぐのには有効な手立てだと思います。


高橋みなみ、AKB48傷害事件にコメント……「正直怖いです。でも絶対に負けたくない」(RBB TODAY)

AKB48グループの総監督を務める高橋みなみが28日、Google+を更新。握手会で起きた今回の傷害事件について初めてコメントした。

 「少し考えて落ち着く時間が必要だったので今日このタイミングでの更新になりました」と書きだした高橋。続けて、「2人を守ってくれたスタッフさん、本当にありがとうございました」と警備員の男性に感謝するとともに、「川栄とあんにん、スタッフさんの1日も早い回復を心から願っています」と、負傷したメンバーを気遣った。

 AKB48の歴史上で初めて起きてしまった衝撃的な事件に、高橋は「そして、悲しくてぶつけようのないこの気持ち。本当に悔しい」と心境を吐露。そして「ファンでもなかった1人の身勝手な行動で壊したくないです。『誰でもよかった』そんな事あってもいいのでしょうか?私達はこんな奴のために こんな事が起こるために 握手をしてるわけじゃなかったはずです」と、犯人に対して怒りをあらわにした。

 事件については「正直怖いです。本当に怖かったです、、」と本音を明かした高橋だが、「でもそれ以上に思う気持ちもあるんです。それは、負けたくないという気持ち。私の大切なAKB 大好きなAKB 私は絶対に負けたくない 負けたくないんだ」と、今回の凶行に屈しない強い気持ちを示した。

総監督の言葉には重みがあると感じました。

昨日の更新でも書きましたが、このような暴力行為に屈しないでほしいという思いがメンバーの中にもあるんだということを発信してくれたのは、ファンとして嬉しく思います。

この気持ちがあれば、AKB48は立ち直ってくれると信じています。