今日の気になる

今日は、長野市長電バスが打ち出した廃止を含めた路線見直し問題についての議論のニュースが気になる。


長電バスの路線見直し問題、長野市は廃止路線の存続方法検討へ(SBC信越放送・動画あり)


長野市は、長電バスが廃止の方針を示した路線バスの維持に向けた方策を探っていくことになりました。

長野市はバス会社や有識者などでつくる地域公共交通会議を開き、路線バスの廃止や見直しについて協議しました。

長電バスが見直しの方針を示している8路線のうち、廃止の対象となっているのが長野市中心部と若穂地区を結ぶ保科温泉線です。

これについて出席者からは、「高齢者や障がい者の移動手段がなくなる」などと反対する意見が出されました。

長電バスは保科温泉線の赤字額は年間でおよそ840万円と試算していて、たとえ全額が補てんされても存続は短期的なものになる、との考え方です。

長野市はきょうの会議を受けて、路線の存続に向けた方策を探ることにしています。

長電バスは8月末には廃止や見直しの内容を決定し、国に届け出る予定です。

経営に係わる問題ではありますが、沿線住民の交通手段が失われることは地域にとって不利益なことです。

路線廃止を回避していくためには、行政(長野市)がバス会社へ委託料を払う形での路線の維持や運行車両の小型化、運賃の見直しが必要だと思います。

長電バスには、沿線地域に不利益にならないように努力をしてほしいですし、行政(長野市)も同じような考えで今後の議論を進めてほしいと考えます。