今日の気になる

今日は、リニア中央新幹線の環境影響評価についての国土交通省からの意見書がまとまったというニュースが気になる。


リニア中央新幹線の環境影響評価、国交相「最大限環境への負担軽減を」(SBC信越放送・動画あり)

リニア中央新幹線の環境影響評価について、国土交通大臣は、JR東海に対し、最大限環境への負担を減らすことを求める意見書をまとめました。

JR東海は、2027年のリニア中央新幹線の開業を目指し、工事の前提となる環境への影響を調べた評価書を国に提出していました。

これに対し、国土交通大臣は、きょう、意見書を公表し、工事で出る土を運ぶ際に住民の生活環境への影響を最大限減らすよう求めました。

県や地元の自治体は、工事用トンネルの削減や、自治体との環境保全協定の締結などをJR東海に求めるよう国土交通大臣に要請していましたが、触れられませんでした。

JR東海は、秋の着工を目指し、きょうの意見を踏まえた工事の実施計画を作り、国土交通大臣の許可を受けることになります。

リニア中央新幹線の着工に向けて、また一つステップを踏んだことになります。

長野県が求めた要望について触れられてないことが気がかりです。

JR東海には、地元自治体との情報共有、そして要望を汲み入れていくことを望みたいと思います。