リニア中央新幹線、10月にも着工へ

リニア 10月着工も 政府が後押しが追い風 (スポーツニッポン)

JR東海が、2027年に東京(品川駅)―名古屋での先行開業を目指しているリニア中央新幹線について、順調に手続きが進めば10月にも着工する見通しとなったことが18日分かった。政府もリニア計画を後押ししており、早期着工への追い風となっている。

 JR東海は近く、リニア中央新幹線の環境影響評価(アセスメント)を補正した上で、工事実施計画を国土交通省に申請する方針だ。国交省が内容を審査し、妥当と認められれば着工できる。JR東海は認可後、各地に工事事務所を構えて、沿線自治体などへの事業説明会や用地取得を始める。JR東海の幹部は「認可されれば、一日も早く着工したい」としている。

 国交省は今年7月、リニアの環境影響評価に対する意見書をJR東海に伝えた。最大限の環境保全対策を迫る一方で、抜本的な見直しは求めておらず、JR東海は早期着工の環境が整ったと判断している。着工時期はこれまで「今秋」としていた。

 品川、名古屋の各ターミナル駅の地下工事や、地形条件で困難が予想される南アルプス一帯の工事を優先する見通しだ。

いよいよ現実味を帯びてきました。

ただ、沿線自治体や住民への説明や議論が不十分なところや環境影響評価に対しての対応が不十分であるのも事実です。

何回も書いたと思いますが、JR東海には説明責任を十分に果たし、沿線自治体や住民の意見に真摯に対応してほしいと思います。