最終日&映画感謝デーを兼ねて
映画「海街diary」を観に行ってきました。
それも地元の映画館での最終日。
是枝監督作品ということとカンヌ映画祭に出品されるなど、話題性の高い作品だったので観に行きたいと思っていましたが、田舎は全国ロードショーの日に上映される作品もありますが、ほとんどは3ヶ月くらいは遅れてきます。
やっとのことで観ることができた感じです。
基本的なストーリーは、綾瀬はるかさん、長澤まさみさん、夏帆さん、広瀬すずさん演じる4姉妹の絆を描いたというものです。
結論からいうと、いろんな感情を想起させる作品でした。
クスッと笑えるシーン、目頭が熱くなるシーン、泣かせるシーン、ドキッとさせるシーンと、観ていて、是枝監督のこだわりが詰まっているなと感じました。
あと、スクリーンから作品独特の空気感が出ているように見えました。
何か、芸術作品のようにも思えました。余計なものは削げるだけ削いで、人の感情をうまく作品に乗せている印象を受けました。
私が一番印象に残ったシーンは、広瀬すずさんが同級生の男の子(古田)の自転車の後ろ座席に乗って、二人で桜並木を駆け抜けていくシーンで、その時に映った広瀬すずさんが素直に感情を爆発させている(はじけた笑顔を見せる)様子がスクリーンいっぱいに映った瞬間でした。
写真のワンショットにしたいくらいの名シーンだと思います。
あと、綾瀬はるかさんのしっかりキャラと長澤まさみさん、夏帆さんの自由奔放なキャラ、広瀬すずさんの素直さがあふれるキャラと、個性の違う姉妹の設定も良かったのかなと思います。その中でもバランスが取れている姉妹関係がストーリーに反映されていたのかなと思います。
自然に感情移入できる作品だったと、鑑賞して思いました。