モーニング娘。@日刊スポーツ(本日付)

内容としては、1〜8期の各期毎のアーティスト写真やこれまでの軌跡、全メンバー延べ23人の年表、リーダー4人のインタビューなどです。

一部書き起こしをすると

■リーダー4人が娘。を振り返る

−デビューした当時は、モー娘。の現在を予想できた
中澤>いえいえ。自信は全くもってなく。こんなになるとは思いもしなかったです。

−次々とミリオンヒットを飛ばしたが

中澤>数字は本当に実感がわきません。手売りで5万枚売ったと時と比べるとウソみたいな不思議な気持ちでした。

オリコンチャートでピンク・レディーの記録(9作が1位獲得)を抜きました

吉澤>(10作の)1位獲得も、記録を更新できたのも、歴代の先輩方、支えてくれたスタッフ、ずっとずっと応援してくれたファンの皆さん、つんく♂さんのおかげです。

−メンバーチェンジの狙いは

飯田>いつでも刺激的なことかな。メンバー内に緊張感が生まれますし、新メンバーも先輩になっていくことで成長できる。入れ替えは良いことだらけでした。

−年齢差はどのように克服したのか

矢口>先輩後輩の関係はありますが、年齢差は感じませんでした。逆に差がある分、いろんな見せ方ができるし、楽屋では世代トークがあって飽きません。

−歌唱パートの引き継ぎは苦労したのでは

飯田>ダンスのフォーメーションが変わるので正直大変でした。私が卒業した後は「LOVEマシーン」の「ディアー」の部分を吉澤が引き継いだのですが、かなり練習したと聞きました。

モー娘。が今後目指す先はアジア展開だとか
吉澤>すごく楽しみ。アジアの皆さんとも音楽を通じていろんな交流を持てるので、本当に楽しみです。

−あらためてモー娘。の歴史を振り返ると

吉澤>モーニング娘。がメンバーが代わろうと、時代が変わろうと、愛ある「歌」を全身で表現する楽しさを持ち続けることがステキだと思っています。これからも、ずっと変わることがないよう(5月6日に卒業するまで)リーダーとしてみんなに伝えて、引っ張っていきたいと思います。


一番最後の質問に対しての、よっすぃーの回答を見て、頼もしさを感じました。


モーニング娘の。成功要因(WEBサイト「オリコンスタイル」の葛城博子編集長のコメント)

おニャン子クラブに代表される大人数のアイドルグループを欲するマーケットは存在していたが、東京パフォーマンスドール以降は空席になっていた。

おニャン子秋元康がいたように、モー娘。にもつんく♂という名プロデューサーがいた。

③メンバーチェンジが頻繁に行われ、メンバーにもファンにも緊張感があった。

④メディアに露出し続けることで成長ぶりが伝わって視聴者の共感を呼んだ。
などが挙げられます。


前例のなかったプロモーション法を駆使して幅広い世代に訴求した点で「アイドルマーケットの再構築と革命」を起こしたと言えます。テレビ局と組んでオーディション番組を展開し、その裏側を公開してデビュー時に認知させるという手法も確立。シングルDVDへのいち早い取り組みも評価できますし、功績は大きいと思います。


このような評価をされていますが、現在はどうなのか?と考えてしまいます。プロモートする側は、原点に返って、小さくなっているハロプロのマーケットを拡大していくことを望みたいものです。


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