東国原宮崎県知事 所信表明演説に思う
昨日の夕方から今朝にかけて、ニュースやワイドショーはこの話題で持ちきりでした。
地元メディアが議会を生中継したくらいでしたから、県民はかなりの関心を持っているようです。
私が見聞きした情報の限りでは、知事の演説は評価できると思います。
宮崎弁は少なかったですが、一言一言に力を込め、一人でも多くの県民、そして議員に分かりやすく伝えようとしている気迫が伝わってきました。
多くのメディアでは、
「宮崎をどげんかせんといかん‼」
という言葉をクローズアップしていましたが、私的には、昨日の見出しで書いた
「すべての大人はすべての子供の教師たれ‼」
が記憶に残った言葉でした。
この言葉は、今の日本のいろんな部分において肝に命じておかなければならない言葉だと思います。
そして、長野県民の私としては、7年前の田中康夫前知事の時のことと比べたくなります。
田中知事も今の東国原知事のように、行くところ行くところ、マスコミが殺到し、話題をさらっていったものです。
最初の演説はやはり関心事であったわけですが、横文字や慣用句が多く使われ、改革をしていこうという意志は伝わったのですが、力強さは東国原知事に比べると無かったかな、というように記憶しています。
東国原知事には、これからが議会との戦いになるわけですが、うちの県の前知事みたいに意固地にならないようにしていただければと思います。