女子バレーボール全日本代表決まる
情報はこちら↓
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/other/column/200705/at00013219.html
バレーボールの女子日本代表は14日、都内で公開練習を行い、代表に復帰した栗原恵(パイオニア)、大山加奈(東レ)など18人が参加し汗を流した。今季の代表には20人が選ばれたが、高橋みゆき(NEC)ら二人は、海外リーグ挑戦中のため欠席した。
北京五輪出場権が懸かったワールドカップを11月に控え、柳本晶一全日本女子監督は、「北京に向けて勝ちに行く強いチーム」と今回のメンバーについて力強く語り、自信をみなぎらせた。
また、昨年の世界選手権をけがのために断念した栗原は、故障を抱える足の状態への不安を吐露しながらも、「そのなかでやっていかないといけない」とキッパリと話し、会見後の練習でも、ほかの選手と同様のメニューをこなした。以下、選手らのコメント。
■柳本晶一監督 「勝ちにいく強いチーム」
今年は北京(五輪)に向けて勝ちにいく強いチームを目指して強化をはかりたいと思っています。そして、それにふさわしいメンバーをここに選出しました。
来年の北京五輪が開幕する8月から逆算すると、強化期間はわずかな時間しかありません。今後は、この絞り込んだメンバーで戦うスケジュールになると思います。ここに集まったメンバーが誇りをもって、戦っていかなければいけないです。
来年の(北京五輪メンバー)12人を絞るのは今年です。ほぼこの中のメンバーが北京五輪へ行くといっても過言ではないという評価を私はしています。■竹下佳江主将 「すごく楽しみなメンバー」
復帰組、ベテラン選手、リーグで結果を残したメンバーがいて、すごく楽しみなメンバーだと思っています。そしてとにかく自分自身が、チームのために一生懸命に頑張りたいと思っています。
■栗原恵 「ベストを尽くして頑張る」
ベストを尽くして頑張っていきたいと思います。
(けがをした足の状態について)トレーニングは足を使わないようなものをやってきました。プレーができなくなる不安はいつでもありますし、休んでいるときは大丈夫でもプレーをすると痛みが出ることがあります。でもそのなかでやっていかないといけないと思っています。
(五輪出場については)簡単には言えません。それくらい重たいものだと思っています。
■大山加奈 「課題を一つ一つクリアしたい」
目の前の課題を一つ一つクリアして、日々進化していけるように頑張ります。
(アテネ五輪の後)小学校からの夢だった五輪に出て、目標を見失ってしまった。今は、まずは肩のけがを治して、体力を戻したいです。そうすることで自信もついてくるだろうし。(3年前とは違い)今は自分の体のことを考えるようになりました。体のケアやリハビリを欠かさないようにしています。
■多治見麻子 「選ばれると思っていなかった」
(8年ぶりの代表復帰について)この年になって、全日本の候補選手にまた選ばれると思っていなかったのでびっくりしています。でもバレー選手として代表に選ばれるのはすごく光栄なことだと思っています。チャレンジャーという気持ちで頑張っていきたいと思います。
<2007バレーボール女子日本代表>
1 栗原恵(パイオニア)
2 大山加奈(東レ)
3 竹下佳江(JT)
4 板橋恵(日立佐和)
5 高橋みゆき(NEC)
6 菅山かおる(JT)
7 宝来眞紀子(JT)
8 多治見麻子(パイオニア)
9 杉山祥子(NEC)
10 先野久美子(久光製薬)
11 荒木絵里香(東レ)
12 木村沙織(東レ)
13 嶋田美樹(日立佐和)
14 小山修加(久光製薬)
15 落合真理(久光製薬)
16 大村加奈子(久光製薬)
17 佐野優子(久光製薬)
18 庄司夕起(パイオニア)
19 櫻井由香(デンソー)
21 井野亜季子(日立佐和)
メグ・カナは復活と見ていいでしょうか。
佐野・櫻井はリベロ要員と思うので、Vプレミアでリベロの菅山は攻撃の方へまわるのか、オールラウンダーでいくのか注目です。
他は、多治見の復帰とVプレミアのMVP先野の起用が特筆すべきところではないでしょうか。