飯田線CTC指令 名古屋指令へ統合

飯田CTC指令、24年の歴史に幕 飯田線の運行を管理(中日新聞・長野)

飯田線の列車運行を管理する飯田市上飯田の飯田CTC指令が、今月末から名古屋中央指令に統合されるため、地元の旧国鉄職員ら32人が19日、「飯田CTC指令の思い出を語る会」を同所で開いた。

 CTCは「列車集中制御装置」を指し、飯田線では1983年に導入された。全線約200キロの運行管理を24年間にわたって担ってきた。OBらは久しぶりに指令センターの大画面を眺めて、口々に「懐かしいなあ」「昔のままだ」と感想を漏らしていた。

 飯田線CTC準備室長だった金子斉さん(76)は「開業の時の苦労は言い出したらきりがないが、飯田線が将来にわたって生き残るためには、改革が必要。職員も意識を変えて、新しいものに取り組んでほしい」と話しながらも、「それでも寂しくなるね」とぽつりと言った。

タブレットによる列車運行管理から飯田でのCTC管理、そして名古屋での中央管理と時代の流れを感じさせられます。

私が小学生の頃に現在の運行管理方式に変わったのですが、時間がある時には近くの踏切まで行って、列車が出入りするたびに変わる
電光表示に胸を躍らせたものです。そしてこのセンターが家の近くにあったので、無くなってしまうとなると淋しさを感じます。

この仕事に携わった、あるいは最後になった職員の皆さん、お疲れ様でした。

やはり気になるのは、名古屋に指令が行ってしまうと、緊急時の対応が気になるところです。