グッドウィル 廃業へ

グッドウィル、4千人解雇へ 廃業を正式発表(朝日新聞)

人材派遣大手グッドウィル・グループ(GWG)は25日、違法派遣を繰り返してきた子会社の日雇い派遣大手グッドウィルを7月末で廃業すると発表した。職業安定法違反幇助(ほうじょ)などの有罪がほぼ確定したことで、厚生労働省が派遣事業の許可を取り消す見通しになり、事業継続を断念。従業員約4千人は7月末までに全員解雇する。

 解雇されるのは正社員1490人、契約社員550人、アルバイト2121人(6月1日現在)。退職者のグループ内での受け入れは業績低迷により困難だとして、同業他社や業界団体などに協力を要請し、再就職先をあっせんしたいとしている。

 派遣社員も現在、1日約7千人に上り、そのうち約4千人が1カ月以上の雇用契約を結んでいる。派遣社員の雇用確保のため、派遣先企業にも直接雇用を働きかける。

 こうした責任をとり、6月末日付で中元一彰社長を除く全取締役3人と全執行役員6人が退任。中元社長も廃業に伴う作業終了後に退任する。

 ただし、廃業後も法人は清算準備会社として存続。派遣労働者から違法に天引きしてきた過去2年分の「データ装備費」の返還を進め、派遣労働者がデータ装備費の全額返還を求めた訴訟などにも対応する。

 親会社のGWGは今後、東京・六本木ヒルズにある本社の移転や社名変更でイメージを刷新し、技術者派遣や製造派遣に注力して経営再建を図る。廃業が業績に与える影響は未確定だが、割り増し退職金の支払いに約20億円、派遣先との契約解除に伴う費用に2億円前後を見込んでいる。

 折口雅博元会長は3月、一連の不祥事の責任をとって退任したが、GWGの大株主の地位を保ち、米国子会社のアドバイザーを務めている。


現在の派遣先での直接雇用の話も風前の灯火となり、今月末で打ち切りですが、派遣先の都合で今日で事実上の打ち切りになってしまいました。


人によっては、別の派遣会社に鞍替えして現在の派遣先へ残る人もいるようですが、私は、今の派遣先に働き続けたいだけでの鞍替えは本意ではないので断る方向で考えています。


3週間我慢すれば、次のアルバイト(選果場)があるので、それまではおとなしくしていようと思います。


一部の社員の不正が全体に迷惑をかけたのは残念でなりません。


でも、自分としては、正規雇用への第一歩として、頭を切り替えていきたいと思います。


[追記]

長野県内でグッドウィルが派遣している労働者数は126名だそうです。