女子バレーボールワールドグランプリ 決勝ラウンド 最終戦
日本 0−3 ブラジル
スタメン 竹下 栗原 高橋
杉山 荒木 木村リベロ 佐野
交代 多治見 大村 河合
バレーボール女子のワールドグランプリ決勝リーグ最終日は13日、横浜アリーナで3試合が行われ、日本は世界ランキング1位のブラジルに0―3で敗れ、通算1勝4敗で6位に終わった。ブラジルは5連勝で2年ぶり7度目の優勝。日本は3セットとも中盤までに主導権を奪われる展開。高橋(NEC)や栗原(パイオニア)のスパイクによる追い上げも届かず、ブラジル戦は22連敗となった。キューバはイタリアを3―1で破り、4勝1敗で2位。2勝3敗のイタリアが3位となった。米国は3―2で中国に勝った。
すきのないバレーを続けるブラジルに対し、日本が先に崩れた。各セットとも根負けしてブロックやレシーブなどで細かいミスが重なり、ブラジル戦の連敗は22に伸びた。
第1セットは23―24から栗原のサーブミスで終了。第2セットの23―24も相手の主砲をフリーにし、強打を打たれた。柳本監督が「世界で最も手堅い」と評する世界ランキング1位との差を見せつけられた。
北京を前にした前哨戦は1次リーグから通算3勝11敗で終わった。五輪出場国で勝った相手はカザフスタンとイタリアのみで、五輪の1次リーグで対戦する米国、キューバ、中国には計7敗。主将の竹下は「厳しい戦いの中で手応えも感じた」と収穫を強調したが、強豪国との地力の差は依然として大きい。
今日は栗原選手を中心に粘りは見せたものの、相手の技術がそれを上回ったのではと思います。
センター線が使えなかったのとサーブレシーブがあまりよくなかった感がありました。
負けは負けでも、大きく負けることがなかったのは一定の収穫ではないでしょうか。
あとは、良い所を伸ばし、悪い所を徹底的に修正していくことで、北京五輪でいい試合ができると確信しています。
北京へ向かって
ガンバレ‼ニッポン!