三笠フーズ 農水省幹部と接待


↑の「教唆」があったと思われる接待に関する記事です。



事故米転売:農政事務所元課長を接待 三笠フーズ社長ら(毎日新聞)

基準値を超す農薬などが見つかった事故米を食用に転売していた米卸売加工会社「三笠フーズ」(大阪市北区)の冬木三男社長らが05〜06年、農林水産省近畿農政局大阪農政事務所の当時の消費流通課長(62)を大阪市内の飲食店で接待していたことが分かった。接待は同社が不正転売をしていた時期と重なり、農水省は他にも倫理規程に違反する行為がなかったか、食糧関係の全職員を対象に、過去5年にさかのぼって調査する。

 大阪農政事務所によると、消費流通課は中国産など事故米の入札や販売、業者の指導などを担当している。接待を受けたとされる元課長は1965年入省。04年4月から同課長を務め、06年3月末に退職した。

 同事務所の聞き取り調査に、元課長は接待の事実を認め、「便宜を図ったことはない」と釈明したという。

 元課長の説明では、05〜06年の計2回、三笠フーズが経営する大阪市北区の焼き鳥店で酒食を伴う接待を受けた。いずれも元課長と冬木社長ら三笠フーズの社員数人が同席。料理は1品1000円程度で、代金は同社側が支払ったという。

 三笠フーズの財務担当者は16日、自身が同席したことを認め、「社長と元課長は10年以上のつき合い。会ったのは店のPRと元課長との友好関係を保つためで、便宜に絡む話はなかったと思う」と語った。

 同事務所の松浦克浩所長は「公務員としてあるまじき行為。事故米の不正流通の解明に取り組む中、誠に残念」とコメントした。

 国家公務員倫理規程では、利害関係者との飲食接待やゴルフ、旅行などを禁止し、費用を自分で支払う場合も1万円を超す時は事前の届け出を義務づけている。


こういったことがあったから、これだけ重大な事件に発展してしまったと思われます。


あれだけ接待が問題化されているのに、またかと思わせるのは、倫理観の欠如としか言い様がありません。



今日は、三笠フーズから事故米が流通された企業名が公表されました。

その中に、私が知っている愛知県の菓子製造会社の名前もあり、驚きました。

↑の記事の情報元(毎日新聞)のHPにも掲載されています。