落語鑑賞会「おいでなんしょ寄席」
今回は桂三枝・文福競演会というサブタイトルがつきました。
上方落語オンリーの寄席ということでしたが、関東の笑いとは違う笑いを提供してくれたと思います。
先に演じられた文福さんは、パワフルな落語を披露し、爆笑の渦に巻き込んでくれました。
落語のみならず、河内音頭や相撲甚句を披露し、芸の幅の広さを堪能しました。
三枝師匠はトリでの出演で、現代落語を思う存分に披露してくれました。
定年後の夫が妻の奔放さへのボヤキを題材にしたネタは斬新で、それが新鮮に感じ、古典とは違った笑いでよかったと思います。
古典が聴けなかったのは残念でしたが、上方の笑いのエッセンスは感じとれたと思います。
ちょっと引っかかったのは、前座で出演した桂ぽんぽ娘さんですが、名前の話で「ぽんぽ娘」の「娘(こ)」はモーニング娘。から取ったという掴みはツボでしたね。