円高株安が加速


東京市場は一時94円台=13年2カ月ぶり高値(Yahoo!ニュース・時事通信)

 24日の東京外国為替市場は、世界的な景気後退懸念を背景に円相場が急伸、一時1ドル=94円75銭と1995年8月以来、13年2カ月ぶりの高値を付けた。午後5時現在は同95円16−17銭と前日比2円52銭の円高・ドル安。円は対ユーロでも急伸し、一時2002年9月以来となる1ユーロ=119円97銭まで上昇。午後5時現在は同120円55−56銭と前日比4円69銭の円高・ユーロ安。
 世界的株安に歯止めが掛からないのを横目に、低金利の円を借りリスク資産を運用する円キャリー取引手じまいが加速。円は米欧、資源国、新興国の各通貨に対して軒並み買われ、独歩高となった。 


東京株、終値811円安の7649円 円高加速に懸念(朝日新聞)

24日の東京株式市場は、為替相場で急速に円高が進み、国内の企業業績の悪化懸念がいっそう高まったことから、全面安となった。日経平均株価終値は前日比811円90銭安い7649円08銭と、03年5月以来約5年5カ月ぶりに8000円の大台を下回った。

 東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は同65.59ポイント低い806.11。出来高は26億3千万株。

 為替市場でドルとユーロが売られて円高が進んだことで、日経平均は午後の取引に入って下げ幅を拡大。電機や精密機器など輸出関連株が大きく値を下げた。金融危機実体経済の悪化へ波及しており、世界的な株安に歯止めがかからない展開が続いている。

どこまで、株安円高が進むのでしょうか。

実体経済に対しての対策が待たれるところです。