救国一致で


野党の雇用4法案、参院で可決 与党、衆院で否決方針(朝日新聞)

19日午前の参院本会議で、民主、社民、国民新党提出の雇用対策4法案が野党の賛成多数で可決され、衆院に送られた。18日の委員会採決に加わらなかった共産党も、賛成した。一方、自民、公明両党と改革クラブは採決直前に退席し、棄権した。

 可決されたのは、採用内定の取り消し規制、派遣労働者等解雇防止緊急措置、住まいと仕事の確保、有期労働契約遵守(じゅんしゅ)の4法案。

 与党側は「2時間半の質疑で拙速」「国会閉会直前の野党の単なるパフォーマンス」と反発。この日の本会議に提出した参院厚生労働委員長の岩本司氏(民主)の解任決議案の趣旨説明でも、衛藤晟一氏(自民)が「与党は法案にでなく、拙速な採決に反対だ。野党にも反対の声があるのに強行された」。これに対する反対討論で民主党は「国民生活の不安解消は与野党共通の課題。与党はなぜ手をこまぬいているのか」と反論。決議案は野党の反対多数で否決された。

 民主党輿石東参院議員会長は可決後、「景気対策放棄という麻生内閣の実像を見せてくれた」と記者団に語った。一方、自民党村田吉隆・国会対策筆頭副委員長は会見で「衆院で継続するに値しない」と述べた。4法案は衆院で否決する方針だ。

 民主、社民、国民新の野党3党はこの日、「政府が言ってきたことでは対応できない」(直嶋正行民主党政調会長)と、中小企業や住宅ローンの借り手が返済期限延長などを求めた場合、金融機関ができるだけ応じるよう求める法案も参院に提出。昼には東京・有楽町で民主党議員らが街頭演説に立ち、「自民党は法律を来年出すというが、来年では間に合わない」と気勢をあげた。


麻生政権の雇用対策の遅れを露呈させる結果ですね。


国民は来年まで待っていられません。


今は救国一致の精神で政策に取り組んでほしいです。


一日でも早く手を打つことが国民の安心につながると思います。


今日発表された麻生内閣の支持率が17%にまで落ち込んだということは、国民の麻生さんに対する失望の表れではないでしょうか。



今は与党野党という垣根を超えて、急速に悪化した景気を回復させる施策を行なってほしいものです。