吉川友@朝日新聞茨城版


きっかきっかさん(id:sayuminsayumin)の日記で知りました。


朝日新聞のHPにも記事としてアップされています。



特集「現(うつつ)」・多様化の波にもまれ(朝日新聞・マイタウン茨城)

モーニング娘。」らでつくる女性アイドル軍団「ハロー! プロジェクト」の新春公演が2日、東京・中野サンプラザで幕を開けた。
 「いち、にっ、タンタンターン」
 ステージ上では県内の高校1年生、吉川友さん(16)が、アイドル予備軍ハロプロエッグの一員として、ファンに笑顔を振りまく。バックダンサーながら、1曲だけステージ中央で歌った。
 1年前の正月は「仕事」はなく、家族とお雑煮を食べて過ごした。「今年は大勢のファンに囲まれ、うれしかった」
 バブルが終焉(しゅう・えん)した92年に生まれた。たまたま中学時代にテレビ番組でモー娘のオーディションを見て、自分の力で芸能界への道を切り開く同世代の姿に、自分の将来を重ね合わせた。
 「モー娘。のメンバーを募集します」
 ネットでオーディションの告知を見つけ、親に内緒で応募した。7千人近い中から最終選考の6人に残ったが、落選した。あきらめかけた頃、芸能事務所から予備軍に誘われた。
 ハロプロエッグには現在、10代の少女24人が所属している。将来性のある「アイドルの卵」を発掘するため、レッスンは無償だ。吉川さんも月に数回、放課後にバスで片道2時間かけて上京し、発声練習やダンスのレッスンなど、本格的なトレーニングを受けている。
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 チャンスは昨秋に訪れた。モー娘が中心の3人組ユニット「ミルキーウェイ」のメンバーに選ばれ、人気アニメ「きらりん☆レボリューション」のテーマ曲を歌う。「あこがれの存在に手が届くかも」
 期待に胸を膨らませる一方で、「ミルキーウェイが終わったら、その次に何かあるのか分からない。不安です」と語る。
 日経エンタテインメントによると、女性アイドルの「平均寿命」はバブル全盛期の88年には4・3年だったが、10年後には2・9年に縮まった。背景には、アイドルの大量生産、大量消費がある。
 かつての山口百恵松田聖子のような「正統派」よりも、吉川さんのような予備軍や、モー娘のように入れ替え自由な「ユニット」、娯楽番組で人気の「バラドル」、ネット社会が舞台の「ネットアイドル」など、アイドルの領域は多様化する。その分、門戸は広がったが、飽きられるのも早い。
 吉川さんの周りにも、自分の能力の限界を感じて去っていった少女が少なくない。
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 「アニメ見てるよ。アイドル目指して頑張ってね」。小学校の頃、地元で一緒にバスケットボールを追っかけて遊んでいた友達から手紙が届いた。疎遠になったが、活躍に気づいてくれたことがうれしかった。
 テレビでは簡単に見えた歌やダンスも、できないことばかりで悔しさと焦りが募る。周りに気を使いながら生きるのは精神的に重い。
 うまいだけでは食いつかなくなったバブル後の消費者。やたらめったら「付加価値」を求められ、商品の回転が速まるばかりの現実にもまれながら、吉川さんはレッスンから帰宅した深夜、畑に囲まれた自宅の庭先で一人、発声練習を繰り返す。


きっかきっかさんは文章的な考察をしていましたが、私はとやかく言うことはありません。


でも、一つ気になるのが、


「自分の能力を〜」という部分です。


よしくまが知っている限りでは、あびちゃん(湯徳歩美ちゃん)やムッチぃ(武藤水華ちゃん)は、学業に専念というのが理由で、その点は違和感を感じます。



それ以外は、こうやって地元出身でがんばっている人を応援するするという主旨ならば、それはOKだと思います。


仮に私がアイドルが好きな茨城県民だとしたら、応援したいなぁという気になると思いますし、地元県民の認知度も上がるのではないかと思います。




ハロプロエッグなら、長野県にも関根梓ちゃんがいるので、長野のメディア(信濃毎日新聞あたり)で取り上げてくれればいいなぁ、と思っています。