矢口真里さんインタビュー@毎日新聞


音魂:第61回 矢口真里「魂を伝えたい」 4年ぶりの歌手活動 母の手紙に涙(毎日新聞)

タレントの矢口真里さん(26)が、初のソロ名義シングル「青春 僕」を25日に発売した。昨年、国民的な人気を獲得した「羞恥心」を生み出したカシアス島田島田紳助)さんがプロデュースし、作詞も担当。「私にとってターニングポイント」という曲について聞いた。

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「もう歌えないと覚悟していたんです」。4年ぶりの歌手活動、ソロデビュー曲の発売を矢口さんは、歓喜ではなく「ターニングポイント」と冷静に受け止めていた。

 「小さいころから歌が好きだった」。沖縄出身の4人組「SPEED」の姿に衝撃を受け、「私も歌いたい」と、98年5月に国民的アイドルグループ「モーニング娘。モー娘。)」に加入。3代目リーダーを務めていた05年に若手俳優との熱愛が報道され、同年4月に責任を取り脱退した。

 「モーニングを出るということは『歌から離れる』ということ。自分勝手な行動で迷惑をかけたので、出て何をするのかも決まっていなかった。モーニングを離れて2カ月間は自宅で過ごしたので、仕事も続けられるのかなって、当時は何も考えられなかった」と振り返る。

 芸人らに混じって体当たりでぶつかっていく。元気なイメージが強いが、最初は話すことが苦手だったという。「モーニング時代は、トーク番組で少ししか話さないと、マネージャーさんから毎回2時間くらいしかられていた。常にビクビクしてイヤなことが多いなと思っていました。バラエティーは最初、私も私に接する周りもどう扱っていいか分からない雰囲気だった。でも何度も繰り返す中で、歌もバラエティーもチームワークが大事だということに気付いたんです」。

 ソロデビューの話は昨年末、島田さんが司会を務めるバラエティー番組「クイズ!ヘキサゴン2」(フジテレビ系)で、島田さんの「矢口ちゃんも出すか」という一言で進んでいった。

 「まさかという気持ちの方が大きかった。4年間『歌いたい』と思い続けていた私の気持ちを知る母から、『CD発売おめでとう。歌えなかった時期はつらかったね』と書かれた手紙をもらい泣いてしまいました。私が歌うと信じて待っていてくれたファンには、『待っていてくれてありがとう』と伝えたい。もちろん素晴らしい機会をくれた紳助さんに感謝しています」。

 楽曲は「時に間違えることがあっても、自分の信じた道を進むんだ」という応援歌。矢口さんは「好きな歌詞は『愚痴を言うより、夢を語ろう、涙するより、笑いあおう、死ぬとき叫ぶんだ、デカイ声で、ありがとうと、ありがとうと』というところ。ストレートだし、改めて言われるとジーンと来る。魂を伝えたい! とレコーディングは酸欠になるまで何度も歌いました。みんなの応援歌になってくれたらと」と願う。


矢口さんの熱い思いが伝わっていると思います。

いつか歌えることを信じて待ち続け、満を持してのソロでの歌手活動ができることへの感謝、そして期待の応えたいという思いが湧いているんでしょうね。



この話は、今いるモーニング娘。などのハロメンに聴かせてあげたい話です。

歌うことに何不自由なくしているのに、それに対してあぐらを掻いているのではないかと思います。

歌に魂をもって取り組んでほしいという思いがあります。

新生ハロプロのメンバーは今の状況に安住していると思います。

事務所も、もっと大胆なことをさせれば、成長が望めると思います。

そうでないと、AKBに追いつかれ、追い越されます。