長野県の2月の有効求人倍率


求人倍率が過去最低を更新、0・51倍に(SBC信越放送・動画あり)

長野県内の先月の有効求人倍率は0・51倍で、統計開始以来最も低かった先月を更に下回り、過去最低を更新しました。

長野労働局によりますと先月の県内の有効求人倍率は0・51倍で、1963年に統計を取り始めて以来最低を記録した前の月を更に0・1ポイント下回り、過去最低の倍率になりました。

また全国平均も2ヶ月連続で下回りました。

企業の新規求人数は9604人で、去年の同じ月より4割近く落ち込んだ一方、職を求める人は1万3264人と去年の同じ月より5割近く増えています。

また去年10月から今年6月までに、職を失ったり、職を失うことが決まっている派遣などの非正規労働者は、8997人に上り、愛知県に続き、全国2番目の多さになっています。

長野労働局では「企業に雇用の維持をお願いすると共に、求人の掘り起こしに努めたい」としていますが、年度末で職を離れる人が増えるため、来月以降も更に雇用情勢は厳しさを増す見通しです。

職安へ通っていると求職難がひしひしと伝わってきます。

こんな状態がいつまでも続いてほしくないと思います。