勝谷誠彦氏講演会とシンポジウム聴講
今日の午後に行なわれました。
今回は地元信金のシンクタンク(地域研究所)の開設記念と三遠南信(東三河・遠州・南信州)シンクタンク協定締結記念という主旨での催しでした。
私はシンポジウムから聴講し、三遠南信地域の連携のあり方や地域特性を活かした地域づくりについてのパネルディスカッションを聴講しました。
要旨としては、地域ごとの特性を活かしつつも、地域間交流の促進と情報の共有の必要性があるということでした。
その後に行なわれたのが、勝谷誠彦さんの記念講演でした。
いつもテレビで見られるぶっ飛んだ話はつかみの10分くらいで、あとは、地域を活性化させる手法や考え方を中心に、いつもテレビで見るような話しっぷりで分かりやすく話をされていました。
現在の日本は、地域の特性(地域にある個性)をつぶしているとおっしゃっていました。
そういう、行政主導の地域づくりは一過性に過ぎず、目先の損得勘定に囚われ過ぎではないかということでした。
勝谷さんの話では、まず、数十年先の地域のビジョンを描いてから、逆算して、今何が必要かということを語るべきではないかということです。
また、地域を良くしていくためには、飛びぬけた発想を出したりし、それを楽しんでいくことが地域づくりに継続性を持たせることにおいて必要だということをおっしゃっていました。
地域の特性は、一度つぶしてしまうとなかなか元に戻しにくい。だから、地域の特性を大事にし、それに付加価値をつけるなどし、ハードルを高くしつつも、純粋にこの街を愛してくれる人たちだけにリピーターになってもらうということも挙げていました。
講演の時間は1時間半でしたが、あっという間で、吸い込まれるように聴いていました。
有意義な時間を過ごさせていただきました。