東国原宮崎県知事 国政転身を断念


東国原知事、自民からの出馬断念表明 次期衆院選(朝日新聞)

自民党から次期衆院選への出馬を要請されていた宮崎県の東国原英夫知事は16日、県庁で緊急記者会見を開き、「自民党からの出馬(要請)はお受けできない」と述べ、出馬断念を正式に表明した。出馬を要請した自民党古賀誠選挙対策委員長が辞任する意向を示したことで、出馬は事実上困難との見方が広がっていた。

 東国原知事は会見で、この日午後、古賀氏から書簡を受け取ったことを明かした。そこには、知事が出馬の条件として全国知事会がまとめた地方分権に関する方針を自民党マニフェスト政権公約)に盛り込むよう求めたことについて「100%のむことは厳しい」との趣旨が書かれていた。

 知事は先月23日、古賀氏に対し、地方分権のほかに自らを総裁候補とすることも求めていた。しかし、自民党からは反発が相次ぎ、惨敗した東京都議選の敗因の一つに知事をめぐる一連の騒動も挙げられていた。

 東国原知事は08年秋、衆院宮崎1区の中山成彬国土交通相が失言問題で次の衆院選への不出馬を表明した際にも、国政転身に強い意欲をにじませたが、県民の反発を受け、見送った経緯がある。

宮崎県民や国民の反発には勝てなかったようです。

東国原知事には当面は宮崎県政に傾注を注いで、その中で地方分権を推し進めていってほしいものです。

自民党はいいように弄ばれてしまったようで、大きな汚点になってしまったようです。