麻生さん「やっちまったな〜」

首相が配慮欠く発言、鳩山代表「また失言」と街頭で批判(朝日新聞)

衆院解散後初の週末となった25日、政権を争う自民、民主両党の党首は対照的なやり方で支持拡大を訴えた。これまで業界団体回りをしてきた麻生首相は屋内で「身内」の会合を重ねた。一方の鳩山代表は街頭演説に重点を置いた。その中で首相から高齢者への配慮に欠ける発言が飛び出し、鳩山氏はさっそく批判。舌戦は熱を帯びている。

 首相は、かつて会頭を務めた日本青年会議所主催の横浜市での会合で講演した後、仙台市での自民党宮城県連のセミナーに出席した。

 横浜市では、社会保障の将来像に関連し、「65歳以上の人たちは元気に働いていられるという、健康を持っている人。介護を必要としない人は実に8割を超えている」と指摘。その上で「その元気な高齢者をいかに使うか。この人たちは働くことしか才能がないと思ってください」と、高齢者を揶揄(やゆ)したとも取れる発言をした。

 仙台では「高齢者は働くしか才能がないんだ、という部分だけ切り取られて伝えられているようですが、元気で活力のある高齢者に社会参加をしてもらって、働ける、そういった機会を与える、そういう場を作る、それが活力ある明るい高齢化社会なんだと申し上げている」と補足し、「政権選択ではない。政策の選択をしていただかなければならない」などと訴えた。

 一方、鳩山氏は大阪府内の数カ所で街頭演説した。大阪市では「官僚のための政治を続けて、国民の皆さんの思いがますます遠ざかるか、それを打破して、国民の国民による国民のための政治を皆さんが作り上げるか、どっちがいいかおわかりでしょう」などと強調。柏原市では「私の母は、85(歳)を過ぎてから韓流スターに会いたいからと、ハングルを一生懸命勉強し始めた。人生はまさにいろいろある。ご高齢の方々は働くしか才能がないという言い方はどう考えてもおかしい」と首相を批判した。

この発言は高齢者を侮辱したもの以外の何者でもありませんね。

野党に批判されるのも当然でしょう。

この際、自民党は麻生さんのメッセージを録画して、そのDVDかビデオを選挙区ごとに配って、それを流すというのはどうでしょうか。

そうすれば、失言の心配をするということはないだろうと考えますが。