日本航空が信州まつもと空港からの撤退を正式表明

「来年6月以降の早い時期に松本から撤退」JALが正式表明(SBC信越放送・動画あり)

経営再建中の日本航空は県に対して「来年6月以降のできるだけ早い時期にまつもと空港から撤退したい」との意向を正式に伝えました。

県は午後5時から県庁で会見し、日本航空の担当部長が県庁を訪れて信州まつもと空港からの撤退を説明したと明らかにしました。

日本航空側は「まつもと空港は発着の3路線全てが赤字で来年6月以降のできるだけ早い時期に撤退したい」と述べたということです。

日本航空の再建については国土交通大臣直轄の専門チームが設置されていますが、今回の県への説明はチームの了解を得ているということです。

村井知事は「空港の存続に関わる極めて重要な問題で、撤退は到底承服できない」として、あす日本航空本社を訪れて路線存続を要請することにしています。

松本市の菅谷市長は「到底承服できず今後も路線存続に向けて取り組んでいく」とのコメントを出しました。


交通インフラ政策の歪みがこういう事態を招いたともいえるでしょうか。

撤退の根拠が私の知る限りで明確でないので何ともいえませんが、民間である以上、採算が取れなければ撤退は止むを得ないのではと思います。

折り合えるところを見い出していくのも重要なことではないでしょうか。

今後の動きを見守りたいと思います。