平山郁夫さんのお別れ会が営まれる

平山郁夫さん死去:「偉大な存在」と弔辞−−東京で「お別れの会」(毎日新聞)

昨年12月に79歳で亡くなった文化勲章受章の日本画家、平山郁夫さんの「お別れの会」が2日午前11時から、東京都港区のホテルで営まれた。三笠宮さま、森喜朗・元首相、村山富市・元首相、福原義春資生堂名誉会長や歌舞伎役者の坂田藤十郎さんら2000人を超える人々が参列した。

 祭壇には遺影と、シルクロードを描いた作品の一部を複写したびょうぶが置かれ、その前に、文化勲章天皇、皇后両陛下からの供花などが飾られた。

 弔辞でお別れの会委員長の松尾敏男日本美術院理事長は「大きなスケールと卓抜した洞察力を持っていた偉大な存在。病室でもスケッチを続け、自宅の画室にも新作の下絵があった」と紹介した。

 ユネスコ親善大使だった平山さんと交流があった松浦晃一郎・前ユネスコ事務局長は「先生の長年の努力が実り北朝鮮世界遺産第1号が認められるなど、世界の文化財保護に尽力された」と業績をしのんだ。

日本あるいは世界的にも美術界に多大なる尽力をされた平山さんだけに多くの方々が参列されたようです。

これからの美術界を天国から見守っていただきたいと思います。