民主党代表選、一騎打ちの戦いに

菅首相・小沢氏の会談決裂 直接対決へ(日テレNEWS24・動画あり)

民主党代表選挙に向けて、菅首相と小沢前幹事長との直接会談が31日夕方、民主党本部で行われたが、会談は決裂、その後、菅首相と小沢氏はそれぞれ会見し、あらためて出馬の考えを表明した。

 小沢氏「(菅首相に対して)不肖の身でありますが、代表選に皆さんの推挙をいただいて、出させていただきたいという決意をしましたということを申し上げました」

 菅首相「選挙は選挙として、お互いにしっかり戦って、しかし終わった後には、協力関係をかつてと同じように協力しようということで、お話を終えた」

 会談は民主党本部で31日午後5時15分から行われた。当初は鳩山前首相と輿石参議院議員会長も同席するとみられていたが、菅首相側の希望によって2人きりとなり、両氏が直接、代表選での対決回避に向けた最終的な調整を行うことになった。しかし、結局、意見はまとまらず、その後、小沢氏は会見し、あらためて出馬を表明した。また会談後、菅首相もあらためて出馬の意思を表明している。

 菅首相は30日の鳩山氏との会談で「トロイカ体制」を重視する考えを示したが、具体的に小沢氏をどのように処遇するのか、小沢氏との間で合意できるのかが焦点となっていた。

 菅首相は31日、岡田外相や前原国交相ら支持議員に対しては、小沢氏と「個別の人事的な話は絶対しない」と話したという。

 一方の小沢陣営は、小沢氏の影響力が担保されなければ代表選で戦うべきだとの声も上がっており、9月1日の代表選告示を控えて両陣営は出馬表明に向けた会見場を押さえるなど、選挙の準備も進めていた。最終的には対決回避に向けた調整を直接会談に委ねた形だが、会談は決裂、代表選は菅首相と小沢氏が直接対決することになった。


国内外の情勢が緊迫し、素早い動きを起こさなければならない時期に政局に明け暮れるのはいかがなことかと思います。

最良の選択をしてほしいものです。