しんきん講演会
今日の午後は、地元の中央公民館で開催された「しんきん講演会」を聴講しに行ってきました。
今日の講師は、政治アナリストで各種メディアでおなじみの伊藤惇夫さんでした。
今回の講演は「流動化する日本政治の行方」という演題でした。
まずは尖閣諸島での中国漁船衝突事件の映像流出問題に触れ、海上保安官のことばかりがクローズアップされているが、本質は政府の対応の不味さにあるのでは、という考えを話されました。
他、菅政権の話や民主党代表選の話、小沢さんの一連の問題の話など、独自の切り口で明快な話をされていました。
今日の講演の中で印象に残った言葉として、伊藤さんが尊敬している政治家の後藤田正晴さんの言葉の「情と理のバランス」が印象に残りました。
政治家に求められているのは、「情(=人情、義理)」ばかりでもダメ、かと言って「理(=理論、理屈)」ばかりでもダメで、「情」と「理」のバランス感覚を持つことだということです。
この言葉を聴けただけでも今日はいい講演会だったと思いました。
最後に伊藤さんの最新著を↓に載せておきます。
- 作者: 伊藤惇夫
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講演会場に出店していた書籍売り場で目次を見ましたが、買って読んでみる価値があるなと思いました。