岩見隆夫氏講演会聴講記

今日の午後、下條村のコスモホールで開催された政治評論家の岩見隆夫さんの講演会を聴講してきました。

今回は村主催の「下條大学講座」の第4講座として行なわれました。

約80人くらいが聴講されたいたと思います。


今日の講演会でも、民主党政権の迷走ぶりを嘆いたり、かといって自民党もどうかということをメインに話されました。

印象に残った話としては、昨日、辞任報道がもたらされたエジプトのムバラク大統領を引き合いに出し、30年で国のトップが一人だけというのもいただけないが、30年で18人も国もトップが変わる日本もまたいただけないということです。

今日の講演では、政策を継続的に行っていくには、一人のトップが最低でも4〜5年、あるいはそれ以上は座に就き続けなければならないということです。

そうでなければ、国の内外から信用されなくなるという、今まさにその状態の中にいるんだと思います。

今の政党政治のままでは、1年続くか続かないかのペースで国のトップが交代するという事態が解消されないとのことです。

こういった状況を打破しようという動きがあるようで、今年の後半には政党再編が起こるのではないかということをおっしゃっていました。


今日は、政治記者で培われた知識が豊富であることと的確な分析から話される岩見さんの話に引き込まれました。


昨日のTBSの杉尾さんに続き、2日連続で現場に携わっている方からの話を聴いたことは、この先の政治の行方を見ていくうえで良い指針になったと思います。