長野電鉄屋代線、実証実験の延長を申し入れ


http://sbc21.co.jp/news/index.cgi?page=seventop&date=20110223&id=0169488&action=details(SBC信越放送・動画あり)

「来年3月までに廃止」の方針が示された長野電鉄屋代線について、市議会の特別委員会は乗客増加に向けた実証実験を続けることを求める要望書を、長野市の鷲沢市長などに提出しました。

要望書を提出したのは、長野市議会の公共交通対策特別委員会です。

長野電鉄屋代線は、沿線の自治体などで作る協議会が廃止する方針を決めましたが、委員会は「活性化のために3年間の連携計画を作りながら、3か月だけ実証実験を行い1年で結論を出したのは疑問だ」などとして、来年度も引き続き実証実験を続けるよう求めました。

これに対し鷲沢市長は「連携協議会で決めたことに反しますから、そういうことについては考えていません。

」と実験の継続を否定しました。

市議会の特別委員会は、廃止方針を決めた協議会の会長を務める酒井副市長にも同じ内容の要望書を提出し、「地元の住民の声が反映されていない」などと疑問を示しました。

協議会では、あす代替バスの運行案などについて話し合う予定ですが、委員からは「市議会で議論を行うまで協議を進めるべきではない」との声も上がっていました。


鷲沢市長の言葉に愕然としました。

もっと沿線住民の声を聞くことや実証実験を様々な形態でやっていくことなど、知恵を出し切ることが大事ではないかと、今日あらためて感じました。