「信州・戦争展」を観に行く

今日の午後、市内の鼎公民館で開催されている「平和のための信州・戦争展」を観に行ってきました。

戦時を振り返り、平和を考えよう 飯田で16日まで「信州・戦争展」 (信濃毎日新聞)

 戦時を振り返り、平和について考える「第23回平和のための信州・戦争展」が13〜16日、飯田市鼎中平の市鼎文化センターで開かれる。戦争の歴史をたどるパネルや写真、遺品を展示するほか、広島市沖縄県を訪ねるなどした飯田下伊那地方の子どもたちによる「ピースミーティング」などがある。

 飯伊地方の有志らでつくる実行委員会が主催し、飯伊14市町村・教育委員会などが共催。実行委員長の唐沢慶治さん(67)は「戦争体験を直接聞くことが難しくなっている今こそ、こうした機会を通じて歴史を風化させないことが大切」と話している。

 13日は、元京大講師の荻野晃也(こうや)さんの講演「原発放射能問題…現状とこれから」(午後3時半)などがあり、14日は午前10時〜正午にピースミーティングが開かれ、小中高校生が学んだことなどを基に意見を交わす。午後1時半からは諏訪市在住の報道写真家、石川文洋さんが「私が見た戦争と沖縄」と題して講演する。

 15日は午後1時半から、須坂市出身の映像作家、坂田雅子さんがベトナム戦争の枯れ葉剤被害を追った映画「花はどこへいった」を上映。続いて坂田さんの講演会がある。

 展示は午前9時〜午後6時(16日は午後4時まで)。入場料は協力金として500円(期間通し券は千円)。映画観賞などは別に千円必要。高校生以下はいずれも無料。


その中で、今日は、リンク元の記事文に太字にした、報道カメラマンの石川文洋(ぶんよう)さんの講演を聴講しました。

今日の講演では、ベトナム戦争を中心に話をされ、沖縄についても話をされました。


石川さんが強調して言っていたのは、戦争で犠牲になるのは民間人であることだということです。

それに対して、軍部のトップや国のトップが過ちを認めないのが問題だと言っていました。


こうした話を聴くと、平和であることの大事さをあらためて認識します。


展示では、長野県が全国で一番の人員を送り出した満蒙開拓民の問題の展示、憲法9条に関する展示、戦争に出征した人たちの遺品の展示があり、今の日本はこうした過ちの反省の上に成り立ち、平和な社会が築かれているんだとということを考えさせられました。


時間に余裕のある方は、ぜひ足を運んで、平和であることの尊さを考えてほしいと思います。