円周率を10兆桁までの計算に成功

円周率計算、10兆桁を達成 飯田の男性が自身の記録更新 (信濃毎日新聞)

 自宅のパソコンで円周率の計算に挑んでいる飯田市松尾代田の会社員、近藤茂さん(56)が小数点以下10兆桁を達成、16日に検証の計算を終えた。昨年夏に5兆桁を計算し、ことし1月にギネス世界記録に認定されており、年内にも記録更新を申請する予定だ。次は20兆桁を目標に取り組むという。


 10兆桁に向けて計算を始めたのは昨年10月。半年ほどで結果が出るはずだったが、途中でデータを保存するハードディスクが故障して予定の倍近い期間がかかった。今回はインターネットで知り合った米国の学生アレクサンダー・J・イーさんの計算プログラムを利用して記録を達成。ギネスの記録更新申請は連名で行う予定。


 パソコンで24時間計算を続ける中、ことし夏には落雷で自宅一帯が停電に。緊急用の電源でしのいだが、停電の回復を待つ間、「もう駄目だと思った」と振り返る。今月12日に計算を終え、4日間かけて結果を検証した。10兆桁目の数字は「5」という。


 記録の更新に「達成感を感じる」と喜ぶ近藤さん。「円周率は無限に続くのでこれからも求め続けたい」と話す。


 20兆桁が新たな目標だが、「根本的に計算の原理を変えたい」といい、計算を始めるのは1年以上先になる見込みだ。母と妻と3人暮らしで、「家族が静かに見守ってくれている」と感謝している。

すごいとしか言いようがないですね。

記事を読んでいると、家族があたたかく見守っていることから、周囲の協力がなければできなかったことだと思います。

この先も記録の更新を続けていってほしいですね。