バレーボールワールドカップ2011女子大会 第11戦

今日は女子の最終戦で、アメリカと対戦しました。


日本 3−0 アメリ

バレーボールW杯:日本、米を降し4位…8勝3敗(毎日新聞)

バレーボールのワールドカップ(W杯)女子大会最終日は18日、東京・国立代々木第1体育館などで6試合を行い、日本は米国を3−0で破り通算8勝3敗で中国と並んだが、各試合の得失セット数を加味した勝ち点は24で中国の26に及ばず、4位にとどまって今大会でのロンドン五輪出場権獲得(3位以内)を逃した。日本は来年5月に日本で行われる世界最終予選兼アジア予選で、改めて五輪出場に挑む。

 日本は木村、江畑のレフト攻撃を中心に攻め、高さのある米国に対してしぶとく守った。米国戦のストレート勝ちは01年以来10年ぶり。イタリアがケニアにストレート勝ちして勝ち点を28とし、日本に敗れた米国を上回って2大会連続2回目の優勝。米国は2位。日本より先に試合を行った中国がドイツを破って3位に入り、五輪切符をつかんだ。

 ◇最終予選に向け若手成長に収穫

 中国の3位が確定し、今大会でのロンドン五輪行きが断たれた状況で臨んだ米国戦。目標を失った日本の選手たちに気の緩みが生じる事態は、想像に難くない。だが、真鍋監督は試合前、こう言って選手たちを鼓舞した。「(メダル獲得が確定する)五輪の準決勝だと思ってやりなさい」。日本女子の最終目標を意識させ、米国の撃破に成功した。

 日本が流れをつかんだのは、第1セット終盤の競り合いだ。日本は米国に、3度のセットポイントを握られた。だが、そのたびにエース木村、荒木らが最高到達点300センチ超の米国ブロック網をかいくぐり、最後は江畑が強烈なスパイクを放つ。強豪とも渡り合える自信を得た。

 昨年の世界選手権で銅メダルの日本は今大会も表彰台が期待されたが、29歳の山本、井上の両ミドルブロッカーを故障で欠き、27歳の栗原も離脱。そのピンチを21歳の新鍋、岩坂や、22歳の江畑ら若い力が救った。この日、最多の21得点を稼いだ江畑は「自分自身が成長でき、責任感も身についた」と語る。

 もちろん、ベテランたちもこのまま黙ってはいまい。司令塔の竹下は「最終予選に向け、チームの中でもし烈な戦いが始まる」。戦える手応えとチームへのカンフル剤。収穫は決して少なくない。

終戦アメリカを撃破するとは予想もしませんでした。

選手の皆さんの気迫にはあっぱれですね。

リンク元の記事にもあるように、岩坂名奈選手、新鍋理沙選手、江畑幸子選手などの若いパワーが奮起したと思います。

個人的には大会を通して一番成長したのは岩坂選手だと思います。

サーブ、アタック、ブロックのすべてにおいてスキルを上げてきたという印象を持ちました。

メダルに届かなかったのは残念ですが、ブラジルやアメリカに勝利したのは価値があると思います。

この大会でのロンドンオリンピックの切符は逃しましたが、最終予選に向けて万全の布陣が敷けることを期待したいですね。