国盗り綱引き合戦、信州軍が昨年に続き勝利

県の「領土」かけ綱引き合戦(NHKニュース・信州のニュース・動画あり)

長野県と静岡県の県境で、恒例の「国盗り綱引き合戦」が開かれ、双方の住民が、県の「領土」をかけ、綱引きで勝負しました。
この綱引き合戦は、戦国時代に、武田信玄が、今の飯田市浜松市の境にある「兵越峠」を越えて、徳川家康の領土に攻め込んだという故事にちなんで毎年開かれています。
飯田市の住民が「信州軍」、浜松市の住民が「遠州軍」となり、「兵越峠」を会場に、1チーム10人が、3回、綱引きをして、先に2勝した方が、正式な県境とは別に「領土」を1mだけ相手側に広げることができます。
飯田市浜松市の市長も応援に駆けつけるなか、最初の勝負では、「遠州軍」の攻めをこらえた「信州軍」が、一気に綱を引き寄せて先制します。
2回目は、両軍の意地がぶつかり合い、手に汗を握る熱戦となりますが、1分30秒すぎに勝負に出た「信州軍」が勝って2連勝。
「領土」を静岡県側に広げました。信州軍は、去年に続く勝利で、通算成績を14勝12敗とし、悲願の海に、また1m近づきました。信州軍代表の大屋敷和彦さんは「手ごわかったが勝てて非常にうれしい。来年もまた勝って領土を広げたい」と話していました。

私たちの地元の信州軍が2連勝で今年も勝利し、領土を1m静岡側へ広げました。

今まで、静岡側が長野側へ入ったことは無く、静岡側に五分に持ち込まれてからの連勝です。

長野側の連勝が一つでも多くなることに期待したいですね。