今日の気になるニュース

今日の気になるニュースは、リニア中央新幹線の中間駅のイメージ図が公表されたというニュースです。


ほぼ乗降施設のみ リニア駅効率化徹底 飯田など3駅図案 (信濃毎日新聞)

JR東海名古屋市)は13日、2027年開業を目指すリニア中央新幹線・東京―名古屋間で、県内は飯田市座光寺―上郷付近で調整中の中間駅について、立体的なイメージ図を初めて公表した。ネットを活用した予約システム構想などを踏まえ駅に切符売り場は設けず、ほぼ乗降施設のみの構造。高架下に観光案内所などを設ける場合は地元の負担となる。

 山梨県昭和町で開いた説明会で発表した。同じ地上駅となる山梨、岐阜県内の中間駅も同様の形になる。同社は6月には飯田市で同様の説明会を開く方向で調整している。

 イメージ図では、橋上のホームと1階を階段やエスカレーター、エレベーターでつなぎ、1階の出入り口は1カ所のみ。構内の約300平方メートルのスペースを除く1階部分はほぼすべて賃借可能とし、地元負担で観光案内所や飲食店や土産品などの商業施設を整備できるとした。

 外装の仕様やデザインなどは地元と調整するが、駅機能にとって必要不可欠なもの以外は、地元負担となる可能性もあるという。JRが負担する駅建設費は示さなかった。

 JR東海の宇野護(まもる)・中央新幹線推進本部長は説明会で、中間駅に付属する駅ビルなどの建設は「今のところ考えていない」とした。検討している新たな販売システムは「カード型IC乗車券の利用もどんどん伸びるし、(携帯電話を読み取り機にかざす)チケットレスサービスも一つの方法だ。14年後の将来を見据えて考える」と述べた。

 同社は2011年、中間駅の建設費を、それまでの「全額地元負担」から「自社負担」へと方針転換。これに伴い、「効率性と機能性を追求したコンパクトな駅」を目指すとして、地上駅で350億円程度と試算していた建設費を圧縮する方針を示していた。

リニア中央新幹線の中間駅が驚きのシンプルさ(ねとらぼ)


極力無駄を省いたコンパクトな駅になるようです(「ねとらぼ」の記事リンク参照)。

駅に近接する施設(商業施設)は地元負担となり、地域の特色をどれだけ出せるか、地域力が問われることになりそうです。