今日の気になる


今日の気になるは、長野県の観光PRキャラクターのアルクマがダンスを習得するというニュースです。


アルクマ県歌でダンス(読売新聞・長野・15日)

県観光PRキャラクター「アルクマ」がユーロビート調の県歌「信濃の国」に乗せたダンス習得へ――。空前のゆるキャラブームの中、各地で個性的なキャラが相次いで登場していることから、キレのある動きで差別化を図り、人気上昇を目指す。

 振り付けはジャズ、ヒップホップなどの要素が取り入れられ、県民なら誰もが知る「信濃の国」の歌詞をイメージした踊りもある。アルクマは17日から週2回程度練習を行い、7月中旬のマスターを目指す。軽快なリズムにアレンジした楽曲は「1分半」「2分」「2分半」の3パターンがあり、出演するイベントによって使い分けるという。

 ダンス習得のきっかけは、長野市でダンスを指導する塚田まゆりさんが「イベントでの動きが足りない。ダンスを教えたい」と県に提案したこと。塚田さんは「小さな子からお年寄りまでみんなが踊れるダンスを考えた。みんなを元気にするパワーを動きに託して、全国一の動きにしたい」と意気込む。県観光振興課も「さらなるファンの獲得、信州の好感度アップにつなげていきたい」と期待を寄せている。

 信州アルクマキャラバンのホームページ(http://arukuma.jp/)では、20日頃と7月上旬に練習風景の動画を載せる予定で、7月中旬には完成版も掲載する。

確かにキレのある動きをしているとはいえないアルクマですが、無理をしてまで動きにキレを持たせるのはどうかという気もします。

現在、一世を風靡しているふなっしーがキレのある動きで注目を集めていて、それに影響されてのダンスの習得だと思います。


こうしたことで人気を上げようという試みは大事なことですが、もっと重要なのは、アルクマに目が触れる機会が多くなればいいのではと思います。

今朝のローカルのラジオ番組で言っていましたが、全国的な人気を誇っているくまモン(熊本県)は、キャラクターの使用に関しては権利料が一切かからないそうですが、アルクマは権利がJR東日本にあるそうで、キャラクターの使用に関しては売上の2%を権利料として支払うということで、ハードルの高さの差が知名度の差ではないかと思います。

キャラクターはゆるくても、使用に関してゆるさがないと、知名度がなかなか上がらないのではないかと思います。

ここはキャラクターの使用に関してのハードルを低くすることを考えていいのではと感じます。