今日の気になる

今日の気になるは、障がい者雇用に関するニュースです。


障がい者の雇用に理解を・佐久で企業を対象に見学会(SBC信越放送・動画あり)

障がいがある人の雇用について理解を深めようと、佐久地域の企業関係者が職場の見学や意見交換を行いました。

きょうは佐久地域の4つの企業の人事担当者などが御代田町のビジネスホテルを訪れました。

ホテルでは知的障がいがあり、地元の特別支援学校を卒業して7年前に就職した20代の男性が働いていて、主に清掃を担当しています。

見学会は障がい者の雇用を進めるため、まずは現場を知ってもらおうと県が企画したもので、参加者は男性のキビキビとした仕事ぶりに見入っていました。

見学会の後に行われた意見交換では、参加者が障がいがある従業員へのサポートの方法を尋ねたのに対し、ホテルの担当者は「困っていることはないかどうかよく本人と話し合い、必要があれば仕事のやり方を変えるなどの工夫をしてきた」などと答えていました。

一方で、「仕事内容が変わっても大丈夫か」「どんな仕事を任せることができるのか分からない」といった戸惑いの声も聞かれました。

参加者は、「製造の業務の中に障がい者を取り込めるかは不安や疑問がある」「社員の教育も必要で、施設の改善もしないと受け入れが難しいところもあるのかなと感じた」などと話していました。

県佐久地方事務所では来月、養護学校の見学会なども予定しています。

私は現在、ごく軽度の精神障害のため、就労支援施設で勤務しています。

それまでの就職活動では、障がいを持っていることに理解を得られずに不採用になってしまうケースがいくつかありました。


障がい者に対しての一般企業の理解が得られない限りは現状を変えることは難しいと思います。

こういった現状を変えるのには、行政と一般企業が手を取り合って、障がいというものへの理解や障がい者が持っている特性を生かした仕事をいかに障がい者と一般企業にマッチングさせていくかがカギになると思います。

そういうことで、障がい者雇用が多くなっていく環境ができあがっていくと思います。