今日の気になる 特別編
今日の気になるは、市内の文化会館で開催された信濃毎日新聞の創刊140年を記念して開催された「信毎まつりin飯田」に参加してきました。
その祭りのイベントの一つとして開催された「Waの会」という講演イベントを聴講しました。
講師は講演順に、鉄道アイドルとして活躍されているタレントの木村裕子さんと、熊本県のご当地キャラ「くまモン」の活動に関わっている、熊本県東京事務所長の佐伯和典さんでした。
大まかな内容としては、木村さんは全国の鉄道を乗って歩いている経験から、富山ライトレールなどに挙げられる、経営や企画としてヒットした事例を紹介しながら、地域と鉄道会社がタッグを組む必要性を話され、
「長野にこんな列車があったらいいな」ということで、「釣り列車」や「プラネタリウム列車」などの妄想プランも挙げてくれました。
佐伯さんは、くまモンの誕生のいきさつやくまモンを今の様な人気者になっていった過程、今後のくまモンの方向性について話されました。
その中で、木村さんと佐伯さんの話に共通していると自分が考えたのは「地域にある様々な資源を見い出し、それをいかに発信し活用していくか」ということだと思います。
木村さんの立場で言えばローカル線の活性化に必要な要素であり、佐伯さんの立場で言えば、くまモンの誕生のきっかけとなった「くまもとサプライズ」の定義にある「自らの周辺にある驚くべき価値のあるものを再発見して広め、県民の日常を豊かにする」ことであると思います。
こういったことって、できているようでできていないのではないかと思うんです。
私の地元では、14年後にリニア中央新幹線が開通予定となっています。
こういった機会に、地域の誇れるものを掘り出すという「宝探し」をすることで、今までとは違った軸での地域活性化ができるのではないかと、今日の講演会で感じました。
今日の講演会の詳細は、20日付の信濃毎日新聞に掲載されるそうです。改めてチェックしたいと思います。