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今日は、リニア中央新幹線に関する県の活用基本構想案がまとまったというニュースです。

県のリニア活用基本構想案まとまる(SBC信越放送・動画あり)

リニア新幹線の開業に向け地域振興や駅の整備などの方針となる県のリニア活用基本構想の案がまとまりました。

基本構想案は県庁で開かれた飯田市の牧野市長など伊那谷の自治体のトップが集まった会議で示されました。

それによりますと、「伊那谷」、「諏訪と木曽、松本地域」、それに「県全域」を３つの交流圏としてとらえ、リニアを地域振興につなげていくとしています。

また飯田市に設置される駅は長野県や伊那谷らしさを感じるデザインとし、課題としては駅前広場の整備方法や高速道路やＪＲ飯田線との接続などを挙げています。

阿部知事は新年度から県にリニア推進担当部長を置いて対策を行う考えを示しました。

基本構想は県民の意見を聞いて来月末までに決定されます。

リニア中央新幹線開通を見据えて、地域振興や交通体系をどうすべきかという基礎が出来上がったように思います。

地域づくりをどう進めていくかや交通アクセスをどう整備していくかという課題を明確にし、リニア中央新幹線が地域振興に十分寄与できる施策を実行していってほしいものです。