今日の気になる

今日は、ソチ冬季オリンピックのスキージャンプ男子ノーマルヒルについてです。


ジャンプ 葛西8位 ラージヒルに手応え(NHKニュース・動画あり)

ソチオリンピックは9日、スキージャンプ男子のノーマルヒル決勝が行われ、7大会連続出場の葛西紀明選手はメダル獲得はなりませんでしたが、8位に入賞しました。

41歳の葛西選手は、オリンピックで個人としては初めてのメダル獲得を目指して、2回のジャンプの飛距離点と飛型点を足した得点で順位を競うノーマルヒル決勝に臨みました。
1回目8位の葛西選手は2回目で100メートルちょうどのジャンプを見せましたが、逆転はならず、8位に入賞となりメダル獲得はなりませんでした。
このほかの日本選手は清水礼留飛選手が18位、渡瀬雄太選手が21位、竹内択選手が24位でした。
葛西選手は「1回目を終えて、2位、3位までは4、5点差だったので、メダルの可能性もあると思ったが、ちょっと力が入ってしまった」と2回目のジャンプについて振り返りました。
そのうえで、今後のラージヒルと団体に向けて「きょうの手応えではメダルを狙える感触があるのでこのあとが楽しみです」と話していました。



葛西「ラージヒルには自信」

葛西紀明選手は、ノーマルヒル決勝で8位に入賞したあとのインタビューで「実は、きのうの練習で腰が重くなっていて、きょうの本番前の練習ジャンプで腰を痛めてしまった。痛め止めを飲みながらのジャンプだった」と話し、腰に不安を抱えていたことを明らかにしました。
今回で7大会連続7回目のオリンピック出場となったことについては「今までのオリンピックの中ではいちばんのよい緊張感と落ち着きがあった。踏み切りのタイミングを失敗してしまったが、それでも8位。ノーマルヒルはこれくらいにして、得意のラージヒルに集中していきたい。ラージヒルはいけるという自信がある」と手応えを示しました。


清水「雰囲気にのまれた」

18位だった清水礼留飛選手は「初めてのオリンピックで1回目は雰囲気にのまれて緊張してしまった。冷静に飛ぼうと思ったが飛べなかった。ただ、この舞台に立てたことが非常にうれしいし、これがオリンピックだと肌で感じることができたのでよかった」と話していました。


渡瀬「目標は達成」

21位だった渡瀬雄太選手は「初めてのオリンピックで、悔いのないように飛ぼうと思った。オリンピックは結果がもちろん必要だが、できることをやるという目標は達成できた」と話していました。


竹内「気持ち切り替える」

24位だった竹内択選手は「1回目は飛んだ瞬間にバランスを崩してしまった。きょうはよいジャンプが1回も出なかったがラージヒルでは、メダルを取れるように気持ちを切り替えていきたい」と話していました。

期待通りの結果とはいきませんでした。

葛西選手のコメントにもあるように、ラージヒルや団体への手応えをメダル獲得につなげていってほしいですね。