今日の気になる@ソチ

今日は未明に行なわれたフィギュアスケート女子ショートプログラムと先程まで行なわれたノルディック複合団体についてです。


フィギュア前半 浅田16位と出遅れ(NHKニュース・動画あり)

ソチオリンピックフィギュアスケート女子シングルは19日、前半のショートプログラムが行われ、浅田真央選手はジャンプでの転倒などが響いて、16位と大きく出遅れました。

浅田選手は、ショートプログラムの冒頭の3回転半ジャンプ、トリプルアクセルの着地に失敗して転倒し、大きく減点されました。
そのあとの3回転と2回転の連続ジャンプでもジャンプが1つだけになるミスが続き、55.51の16位にとどまりました。
2大会連続出場の鈴木明子選手は60.97で8位、初出場の村上佳菜子選手は55.60で15位で、どちらもジャンプのミスが響きました。
トップは韓国のキム・ヨナ選手で、難度の高い3回転の連続ジャンプを成功させ、そのあともほぼミスのない演技で74.92をマークし、トップに立ちました。
2位はロシアのアデリナ・ソトニコワ選手で74.64、3位はイタリアのカロリーナ・コストナー選手で74.12で、上位3人は1点差以内にひしめく混戦となっています。
ショートプログラムでの今シーズンの世界最高得点を出しているロシアの15歳、ユリア・リプニツカヤ選手はジャンプで転倒し、65.23で5位でした。
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浅田「自分でもまだ何も分からない」

前半のショートプログラムを16位で終えた浅田真央選手は「終わってみて自分でもまだ何も分からないです。あすは自分のフリーの演技ができるようにしたいです」と硬い表情で話していました。
鈴木明子選手は「ジャンプのミスは悔しいが音楽を自分で奏でるように気持ちを込めて滑り、今できる精いっぱいの演技はできた」と振り返りました。
そして後半のフリーについては、「演技が終わったときにこれまでやってきてよかったと思えるように心から滑りたい」と話していました。
オリンピック初出場の19歳、村上佳菜子選手は、「ショートプログラムは練習でもほとんどミスがなかったのでジャンプで1つ失敗してしまったことがとても悔しい。あすのフリーはいい演技をしたい」と気持ちを切り替ようとしていました。


キム・ヨナ「自分信じて滑ることができた」

前回、バンクーバー大会の金メダリスト、韓国のキム・ヨナ選手は、前半のショートプログラムについて「演技前の練習では、予想していた以上に緊張して不安になったが自分を信じて滑ろうと思い、それができた」と振り返りました。
そしてバンクーバー大会との違いについて、「4年前の自分はとても若かったが、今回はキャリアの終わり近くを迎えていて異なる経験だったが楽しむことができた」と話していました。

まさかの展開となってしまいました。

浅田真央選手他、日本の3選手はジャンプのミスが響いて、思うように点数が伸びませんでした。

特に浅田選手は滑りに精彩を欠いていたのかなと思います。

明日未明に行なわれるフリーでは悔いのない滑りを見せてほしいですね。



ノルディック複合団体 日本は5位(NHKニュース)

ソチオリンピックのスキー、ノルディック複合の団体でこの種目で5大会ぶりのメダルを目指した日本は5位となり、メダル獲得はなりませんでした。

ノルディック複合の団体は9か国で争われ、各国4人の選手が1回ずつ飛ぶジャンプの合計得点を後半のクロスカントリーのタイムの差に換算し、クロスカントリーはリレー形式で行われました。
この種目で日本は、個人ノーマルヒルで銀メダルを獲得した渡部暁斗選手のほか、湊祐介選手、永井秀昭選手、渡部善斗選手の4人のメンバーで臨み、リレハンメル大会以来5大会ぶりのメダルを目指しました。
日本は、前半のジャンプで、渡部暁斗選手が128メートルを飛ぶなどして6位につけ、後半のクロスカントリーではトップのドイツに1分5秒差、メダル圏内の3位のノルウェーに40秒差でスタートしました。
日本は第1走者の永井選手が6位から5位に順位を上げますが、第2走者の湊選手、第3走者の渡部善斗選手、最終走者の渡部暁斗選手は前のチームを追い上げられず5位でゴールし、メダル獲得はなりませんでした。
金メダルは1998年の長野大会以来の頂点となるノルウェー、銀メダルはドイツ、銅メダルはオーストリアでした。

メダル獲得が期待されましたが、5位入賞に止まりました。