栄村も震災から3年

昨日は東日本大震災から3年の日でしたが、長野県民にとっては今日も節目の日でした。

長野県の北端にある栄村で発生した長野県北部地震から今日で3年になりました。


県北部地震から3年・栄村は復旧作業ほぼ終了も課題残る(SBC信越放送・動画あり)

栄村はきょう、長野県北部地震から3年を迎えました。

地震で壊れた住宅や道路などの復旧はほぼ終わったものの、復興はまだ道半ばです。

震度6強の地震から3年を迎えたけさの栄村は青空が広がりました。

地震の後、村内では67億円をかけた住宅や道路、農地の復旧作業がほぼ終わりました。

しかし、村の人口は震災前より172人減って2159人となり、65歳以上のお年寄りも46%を占めています。

村は今後、復興に向けた事業を本格化させますが、「過疎と高齢化」にどう対応するか、課題も多く残っています。

地震発生から3年が経ち、住宅や農地などの社会インフラはほぼ復旧しました。

しかし、人口減少や高齢化といった問題に直面しているのが現状です。

そして、若者の村への定着や集落の活性化というのも、これから進めていかなければならない課題です。

こうした現状にどう向き合い、議論し実行していくかは、栄村の今後の方向性を左右するものになると思います。