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今日は、測量の見直しで山の高さが変わったというニュースです。


県内19山、1メートル高く 国土地理院が最新技術で計測 (信濃毎日新聞)

国土地理院は26日、衛星利用測位システムで計測し直した結果、全国1003の主な山のうち、測量に基づいて公表している従来の標高より1メートル高くなる山が48、1メートル低くなる山が39あると発表した。長野県関係では19の山がいずれも1メートル高くなる。測地基準課は「過去の測量の誤差もあるが、長野県の山の標高が上がった要因は明治以降の地殻変動が最も大きいと考えられる」としている。

 標高は4月1日付で改定する。長野県関係では、北アルプスの唐沢岳が2632メートルから2633メートル、南アルプス赤石岳が3120メートルから3121メートル、大沢岳が2819メートルから2820メートルなどに変わる=表。

 また、間ノ岳(あいのだけ)(山梨県静岡県)が1メートル高い3190メートルになり、標高順でこれまでの単独4位から、変更のなかった北ア奥穂高岳に並ぶ3位になる。

 国土地理院は明治以降、見晴らしの良い山頂にあり、測量の基準となる三角点を使って現地測量してきた。三角点がない山頂の標高は、近くの三角点の標高との差を測って算出、公表している。

 今回は衛星利用測位システムによる最新の測量技術を用い、平地を含む全国数万カ所の三角点の標高を実測。これを基に、10万カ所の三角点の標高を算出した。その結果、10センチの位を四捨五入すると標高が1メートル上がる山と1メートル下がる山があった。

 国土地理院によると、今回の改定では高知県などの三角点も過去の測量に比べて標高がおおむね上がり、関東の多くの地域ではおおむね下がった。

長野県の山はいずれも1m高くなるという結果でした。

記事にもあるように、地殻変動によるところが大きいということで、自然のすごさを感じることができます。