本当の責任は…

昨日のニュースで気になるニュースがあった。


石川県のグループホームで数年前に起きた、ファンヒーターの熱風による殺人事件の高裁判決が出、認知症の老人を殺害した元施設職員に懲役10年の実刑判決が出た。判決の内容としては、元職員に殺意があったということである。

殺意があったということなら、実刑判決はやむを得ないものであり、被告の元職員は老人の遺族に償いをするべきであるが、果たして元職員だけに全面的に責任を負わせるべきなのだろうか?

テレビで放送された内容を見ていて思ったことは、元職員は過酷な勤務を強いられていて、そのストレスから事件をおこしたのであって、殺意はないという意見があった。

私は、元職員ばかり責められるべきではなく、施設(グループホーム)の管理責任も問われるべきではないかと思う。利用者はともかく、職員の管理ができなければ、きちんとした施設であるとはいえないと思う。

今後は、施設においては、利用者ならびに職員にやさしい環境作りが大事であると思う。


  引用元:http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/ishikawa/news/20060929ddlk17040624000c.html