信濃グランセローズ 新潟に勝ち最下位脱出

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http://www.shinmai.co.jp/news/20070611/KT070610IWI090005000022.htm

北信越BC(ベースボール・チャレンジ)リーグの信濃グランセローズは10日、新潟見附球場で新潟アルビレックスと7回戦を行い、3−2で逃げ切った。4戦ぶりの白星で5勝12敗3分けとなり、5月11日に転落した最下位から脱出した。新潟に3勝3敗1分け。

 信濃は一、二回とも、市川と大橋の1、2番が連続出塁すると、敵失と犠飛、安打で3得点。投手陣は2失点した七回二死一、二塁で登板した鈴江が好継投。給前の3勝目、抑え小林の初セーブにつなげた。

 新潟打線は信濃給前の緩急をつけた投球に苦戦。給前降板後の七回と八回一死一、三塁の好機にも凡退。3失点しながらも要所を締めた先発藤井を援護できなかった。

 午後2時開始の試合は2562人が来場した。

 もう1試合は、石川ミリオンスターズが6−2で富山サンダーバーズに勝った。

 信濃は16日午後1時から、上田県営球場で富山と戦う。

<鈴江、また無失点救援>

 1カ月ぶりに最下位を脱出した。好投していた先発給前が七回に突然崩れたが、5月31日に入団した鈴江がまた好継投。抑え小林へのリレーでチーム5勝目に貢献した。

 給前は、前回3日の富山戦で打線の4得点直後に四球から5失点KOされたが、この日は変化球が高めに抜ける悪い時の姿はなく、六回まで四死球0。だが、七回の先頭打者に四球を出すと二塁打犠飛捕逸で2失点。さらに連続四球を与えて新潟に流れが傾く中、鈴江が救援に向かった。

 二死一、二塁で迎えた左打者は内、外への2球で遊ゴロに。八回は打ち損じが内野安打となり、犠打の後、強打の5番根鈴にボール球を安打されて一死一、三塁。が、後続はカウント2−2から内角低めの直球で注文通りの併殺に仕留めた。

 これで中継ぎ4試合計6回2/3で5安打無失点、四死球0。まだ敵チームに研究し尽くされてない面はあるが、安定感が光る。勝利もセーブもつかなかったが、鈴江は「いつでもいける準備をしていた。(勝ちにつながり)良かった」と話した。

 試合は序盤の3得点で逃げ切り。ただ、給前の出来と、好機にもう1本が出ない打線に木田監督は「もの足りない」。最下位脱出も「一つずつ」と話すだけで球場を後にした。

最下位脱出はしたものの、油断はできません。

一つ一つ勝ちを増やしていくだけです。