コムスン問題

社保庁といいコムスンといい、モラルの欠如が生んだ問題が一気に噴出した感がありますが。

コムスンは親会社のグッドウィルグループの折口会長が先週から今週にかけて、マスコミへお詫び行脚している様子が見られましたが、哀れな姿だったと思います。謝って済むなら、既に国民が許していますが、マスコミで報じられているように、介護保険料の水増し請求や架空の人物をヘルパーに登録する、社員にノルマを強要するなど、悪行三昧です。

こんな状況を見過ごしていた折口氏は経営者として最低な人だと思いますね。ビジネス誌を中心としたメディアでは自分の理念を高々と掲げていましたが、自分の中での株が一気に下がってしまいましたね。

結局はグッドウィルグループは介護事業から撤退することで収束を図ろうとしていますが、既に、ニチイ学館ワタミ、ツクイ、ベネッセといったそうそうたる企業が譲渡先として名乗りを上げていますが、譲渡されても、された企業には、モラルを持って介護事業に取り組んでほしいものです。

今後の推移を見守りたいものです。