参院選ピックアップ

あさってに迫った投票日に向けラストスパートですね。今日も数本。

まずはこちら↓
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200707/sha2007072700.html(初投票で“ミスショット”も…さくら100人引き連れパパ応援)

民主党比例代表横峯良郎氏(47)のもとに26日、三女でプロゴルファーのさくら選手(21)が選挙戦突入後初めて応援に駆けつけた。宮崎市役所を父とともに訪れて期日前投票し、誤って選挙区と比例区ともに父の名前を記入する“ミスショット”も。鹿児島市での父の街頭演説は傍らで見守った。さくらパパは「娘と来れてうれしいよ」と、とびきりの笑顔をみせた。


 キャディーとゴルファーで人気の父娘。ゴルフ場ではおなじみの掛け合いが、目玉候補と“応援ギャラリー”という形で再現された。

 さくらはこの日午前、ジーンズにサンダルというラフな格好で、人生初投票のため父とともに、現在生活の拠点を置いている宮崎の市役所へ。オドオドしながら期日前投票した後に会見し、選挙の仕組みが分からず「同じ人の名前を2回入れた」と白状。同席した良郎氏は「なんじゃそりゃ」とズッコケながらも「うれしいよ。娘に投票されなかったらショックだけど」とおどけてみせた。

 さらに掛け合いは続く。車で鹿児島中央駅へ向かい、父の街頭演説を初体験。傍らで時折ニコニコしながら聞いていたが、良郎氏が冒頭で期日前投票のミスを暴露しそうになると、左手で制するように「もういいって!」。演説最後に「実を言うと、娘はさっき比例区と(民主党推薦で外山斎氏が出馬している)宮崎選挙区の両方とも私の名前を書いたのです」と完全に暴露されてしまい、「言わんでええのに」と投げやりに突っ込むと、聴衆から笑いが起きた。

 父娘の“合体”は選挙戦最初で最後。良郎氏が「最後の最後は家族に応援してもらいたい」と熱望し、さくらが29日に全英女子オープンに旅立つ前のこの日に調整がつき、実現にこぎつけた。

 さくら効果は絶大で、宮崎と鹿児島に殺到した報道陣は計50人以上。街頭演説前に鹿児島市の商店街を父娘で練り歩く際には「さくらちゃーん」の歓声が飛び、100人のギャラリーを引き連れてしまう人気ぶり。良郎氏も「娘の方が人気あるのは当たり前やないか」「自分の娘と来れてうれしいよ。一生の中で一番でかいことを、家族が応援してくれるのはうれしい」と幸せそうだった。

 たださくらがマイクを握ることはナシ。陣営によると、演説向きでないさくらの性格から良郎氏が自主規制したという。一方で、プロゴルファーとしてのさくらのスポンサー絡みによる規制も含まれているようで、良郎氏は報道陣に「スポンサーもね、自民党の人たち、大企業が多いから。でも親子、家族とは別。切っても切れないのが親子の縁」と家族愛を訴えながら、自民党の政治献金に嫌みを放つことも忘れなかった。


★親娘に聞く

 ――投票のポイントは

 さくら(以下・娘)「民主党を優先的に入れました」

 ――自民と民主がありますが、政策の違いは

 娘「セイサク?」

 良郎氏「オヤジが民主だから民主に入れたんじゃないの」

 ――街頭演説を聞いてみて

 娘「いいと思います」

 ――父が国民の支持を集められる

 娘「一人でも入れてくれるとすごくうれしい」

 ――父は政治家に向いている

 娘「あまり…。でも父みたいな政治家は見たことないから、なったらなったで面白いのでは」

 ――投票日当日は

 娘「全英女子オープンに行くので飛行機の上です。29日は出発する日。たぶん着いたら連絡すると思う」

 ――父とダブル優勝は

 娘「ちょっと全英では厳しい。でも精いっぱい頑張りたい」


親子の微笑ましい光景が好感を持てます。さくら選手のNGにはですが…。


続いては↓
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200707/sha2007072702.html(若尾文子氏、“第二の故郷”仙台で熱弁!夫・黒川氏はお疲れ)

共生新党党首で建築家の黒川紀章氏(73)=東京選挙区=と、妻で女優の若尾文子氏(73)=同党比例代表=が26日、遊説のため宮城入りした。宮城は、若尾氏にとって高校時代を過ごした“第二の故郷”。七夕祭りを控えた仙台市内の繁華街などを練り歩いた。黒川氏は選挙戦の疲れからか、少々バテ気味だった。



 「もう何十年ぶりかしら」。感慨深げな表情の若尾氏は、青春時代を過ごした地で“文子節”を披露した。「父が転勤し、疎開を兼ねて東京から仙台に移った」といい、終戦をまたいだ5年間を宮城で過ごした。昭和24年には県立宮城第二女子高に入学した。

 仙台のホテルで行われた演説会には、女子高時代の同級生ら約100人が集まった。「多感な時期を仙台で過ごしました。ここでは母と兄を亡くし、悲しい思いをしました」と告白。「しかし、親友と図書館で読書をするなど楽しい時間もありました。印象に残っているのは田山花袋の『蒲団』。仙台は女優としての原点。第二の故郷です」などと“古里”への思いを吐露した。

 JR仙台駅前では「私はこの地で、焼夷(しょうい)弾が落ちる中を必死で逃げまどいました」。続けて「だから、安全で、少しでも豊かな国にしたいと思い、夫婦で立候補しました」と力強く支持を訴えた。

 この日の若尾氏は珍しくスニーカー姿。日傘を手に精力的に繁華街などを練り歩き、「高校の後輩です」と駆け寄る女性の姿が目立った。

 ホテルの演説会に駆けつけた若尾氏の女子高時代の先輩で「一緒に図書館に通った」という無職女性(78)は「控えめな若尾さんが選挙に出るとは夢にも思わなかった。相当な覚悟なんでしょうね」と話した。

 一方の黒川氏は、ホテルでの演説後、「疲労のため」(選対)休養。体調について記者団に尋ねられた黒川氏は笑顔のガッツポーズを見せたが、帰京する際は車いすを利用していた。


奥さんの演説も板に付いてきたようですね。しかし、旦那さんはグッタリのようで…。


続いては↓
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200707/sha2007072703.html(舛添氏「自民じゃなく舛添要一と書いて」…腰押さえ街頭演説)

自民党の比例候補、舛添要一氏(58)=写真=が26日、都内数カ所で街頭演説を行った。22日の大阪遊説での“襲撃事件”で腰を痛め25日にはり80本を打ったが、足を引きずったり腰を押さえたりする様子もみせながら、ビラ配りなど精力的に動いた。

 千代田区新丸ビル前では、麻生太郎外相(66)の「アルツハイマー発言」に「赤城(徳彦農相)くんのばんそうこうを麻生の口に張りたい」と話し、聴衆から大爆笑が。13年参院選で約160万票を獲得しているが「一票たりとも党から票はもらってない。党に恵んであげたぐらい」と自信満々。「自民党なんて書かないで舛添要一と書いて」と訴えた。

でも、いくら舛添要一って書いても、自民党の票にもなっちゃうんですよね。