長野県議会9月定例会がスタート

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http://www.shinmai.co.jp/news/20070927/KT070926ASI000009000022.htm

9月定例県会は27日午後、開会した。冒頭の提案説明で村井知事は、現在策定中の県中期総合計画について「新しい時代にふさわしい長野県を築いていく道筋を示すもの」と位置付けた上で、「県会の審議をいただきながら速やかに策定したい」と述べた。

 県会は、2005年6月県会で成立した議員提案の「県基本計画の議決等に関する条例」で、中期総合計画などの策定に議会同意を義務付けている。県はこの条例に基づき、12月定例県会への同計画提出を目指しており、今県会でも一般質問や委員会審議で、計画内容などをめぐる論議が展開される見通しだ。

 この日の提案説明で知事は、森林整備の財源として導入を検討している「森林税」(仮称)にも言及。「多くの森林が間伐すべき時期を迎えている中、林業の長期低迷などによる森林の荒廃が懸念されている」と指摘した上で、「県民みんなで森林を支え、次世代に引き継ぐための新たな仕組みづくりが急務。費用負担や事業のあり方を鋭意検討していく」と強調した。

 また、県の財政運営について知事は、普通交付税の配分額が当初予算の見込み額を約27億円下回る−との見通しを示した上で、「引き続き、厳しい運営が予想され、予算執行の効率化など財政健全化に努める」との考えを示した。

 最後に知事就任から1年が経過したことに触れ、「これまで直面する多くの課題に真っ正面から取り組んできたが、まだ課題は山積している」とし、「引き続き県民の声に耳を傾け、透明性の高い、ともに歩む県政を進めていきたい」とした。

 県はこの日、医師確保対策や子育て支援策、野生鳥獣被害対策など総額13億円余の一般会計補正予算案など計20議案を提出した。


村井県政がスタートしてから1年経っての議会ですが、メディアでの県政の扱いが小さくなってきたのは気のせいかとも思いますが、知事自らも県政の情報を発信して欲しいですし、県民がものを言える機会を多くしてほしい、また、双方向の県政を望みたいと思います。

来月13日には、地元にある飯田合同庁舎で車座集会が開かれるそうなので、できれば行ってみたいと思います。