「とうさんがいなくても学校はがんばります」

この言葉をネットで見た瞬間、胸に込み上げるものを感じました。

父さんいなくても学校がんばります 突き落とし被害者長女(アサヒ・コム)

「とうさんへ いつもおしごとがんばってくれてありがとう でも、じこにあって つらいめにあったとおもうけど みんなとうさんをしんぱいしていて わたしは学校からかえってきて とうさんがしんだときいて とてもかなしくなりました。でも とうさんがいなくても学校はがんばります」
 JR岡山駅で18歳の少年にホームから突き落とされて亡くなった岡山県職員の假谷(かりや)国明さん(38)の葬儀が28日、岡山県倉敷市の斎場で営まれた。出棺前、父親の要さん(70)は「このような事件が二度と起きないように」と、假谷さんの小学1年の長女の手紙を報道陣の方に向かって読み上げた。

 「とうさんがいなくても学校はがんばります」という手紙を読み上げている最中、要さんが言葉に詰まると、親族とみられる女性が駆け寄って背後から支えた。読み終えた要さんは「このけなげな言葉を犯人に聞かしてやりたい」と声を震わせて訴えた。

 式には友人、同僚、石井正弘岡山県知事ら約1000人が参列。假谷さんが大好きだったコブクロの「蕾(つぼみ)」が会場に流れると、気丈に振る舞っていた假谷さんの妻(37)は親族に抱きかかえられるようにしていすに座ったという。阪神タイガースファンだった假谷さんのため、出棺の際には「六甲おろし」が流された。

娘さんの手紙のくだりを読んでいると、目頭が熱くなりました。

何の前触れもなく亡くなってしまって被害者を思うと残念でなりません。

何も悪くないのに犠牲になってしまう人をつくってはならない、ただそれを思うばかりです。