地元で茶摘みが始まる

天龍村で茶摘み始まる 強い日差しに汗ぬぐい作業(信濃毎日新聞・写真あり)

下伊那郡天龍村平岡の中井侍地区で3日、茶摘みが始まった。生育は順調で、昨年より5日ほど早い。天竜川沿いの急斜面を段々畑状に開いた茶畑は、強い日差しを浴びて緑に輝き、栽培農家の人たちは汗をぬぐいながら一番茶を摘んだ。

 JR飯田線中井侍駅の真下、標高約270メートルにある羽田野七郎平さん(79)の茶畑では、午前7時半から作業を始めた。「出来も良く、素直な味のお茶になる」と羽田野さん。さらに80メートルほど登った柿下忠雄さん(63)の畑では、小学生の孫2人も手伝い、慣れた手つきで柔らかな新芽を摘んでは、かごに入れていった。

 収穫した茶は午後、地区内の製茶工場で早速加工。同地区は例年2トン強の製茶を生産しており、一番茶には既に予約も入っているという。羽田野さん、柿下さんとも「今年は収量が期待できそう」と笑顔だった。

お茶といえば、静岡、宇治、八女が名産地ですが、長野でも私の地元よりさらに南の地域では、温暖な気候を利用してのお茶の生産が盛んです。

ここ数日、暑いくらいの陽気がつづいて、茶摘みも早めに行なわれているようです。

おいしいお茶が期待できそうです。