柳本ジャパン 苦しみながらも連勝
日本 3−1 プエルトリコ
スタメン 竹下 栗原 高橋
杉山 荒木 木村リベロ 佐野
交代 大村 河合
連勝!柳本ジャパン100勝目/五輪最終予選(スポーツニッポン)
バレーボールの北京五輪女子世界最終予選第2日は18日、東京体育館で行われ、2大会連続の五輪出場を狙う日本は3―1でプエルトリコを退け、セルビア、韓国とともに2連勝とした。柳本監督は就任して通算100勝目となった。
攻守が安定した日本は相手ミスもあって、最初の2セットを連取した。第3セットは相手の強打に屈したが、第4セットを高橋(NEC)らの奮闘で競り勝った。
セルビアは3―1でドミニカ共和国に快勝し、韓国は3―2でタイに辛勝した。ポーランドは3―0でカザフスタンを破り、1勝1敗とした。
19日が休養日で、日本は20日に2連敗のカザフスタンと対戦する。
≪NECコンビが窮地救う≫NECに所属する高橋と杉山のアテネ五輪代表コンビが日本のピンチを救った。チーム最多タイの17点を奪った高橋は、第4セットの勝負どころで踏ん張った。「相手ブロックのストレート側が空いているとの情報があったので、それを徹底した」と、逃げ切り勝ちにほっとした様子だ。
要所で効果的に移動攻撃を決め、12得点の杉山は「第3セットの立ち上がりが反省点」と、思わぬ苦戦に苦い表情だった。
▼竹下佳江の話 勝利を挙げられたのはよかったし、その重みをあらためてかみしめている。勝つことの厳しさを感じた。次もチーム一丸となって臨みたい。
まずは、柳本監督通算100勝おめでとうございます‼
苦しみながらの1勝でした。
試合展開としては、第1セットは相手の粘りに苦しめられはしましたが、荒木、木村などのアタックが決まり、続く第2セットと連取しました。
が、第3セットは相手の早い攻撃と日本の攻撃が単調になってきてしまったのか、プエルトリコにセットカウントを奪われてしまいます。
しかし、第4セットは、高橋、杉山が要所でいい攻撃を見せ、勝利をものにしました。
これからの試合では、攻撃のパターンを増やし、オープンな攻撃ができればと思います。
ところで、今日の栗原選手ですが、昨日に比べると要所での攻撃が決まり、バックアタックを決めるなど、攻撃のパターンが増えてきたのではないかと思います。
でも、まだ栗原選手本人はまだ満足のいくプレーはできてないと感じているのではないでしょうか。
そして、相手チームのマークがきつくなっているのは変わりないので、それをうまくすり抜けてほしいですね。
明日は休養日で、あさってはカザフスタンとの対戦です。
北京へJUMP!
ガンバレ‼ニッポン!